おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

無線LAN復活。

2005-05-19 17:01:32 | 我思う、故に書くなりよ。
結構ポピュラーにはなって来てはいるんだよねぇ。

我が家でもADSLになったのをきっかけに、無線LANルーターを導入して、端末との接続をケーブルレスにしていた。「子機」なんて呼ばれるノートPCやらPDAなんかを、ケーブルレスで「親機」もしくは「母艦」なんて呼ばれるデスクトップPCと繋げて使うのはかなり楽ちん。

こうした無線によるネットへの接続は、今や街のあちらこちらで可能になっているワケで、自宅以外にも便利さは広がったのである。PDA持ってマックに出掛けて、そこからネット…ってのも私の場合よく使う。

んでまぁ、楽ちんで快適だったのだけれど、ちょいと前から「不便」で「ださださ…」になってしまった。

無線ルーターの無線を司る「無線LANカード」って物がお亡くなりになってしまった。
カードだけ買い換えれば済むのだが、既に販売終了商品となっており、修理って事になるとルーター毎買い換えた方が安かったりする。やたらと手元にある「無線LANカード」を差し込んでも動く事は少ないし、ルーターまでお亡くなりになったら、不便どころの騒ぎでは無くなる。

致し方なく、有線での便利を選ぶ事にして、この難局をしのいで来たワケだが、有線の限界って物もあるわけで、ちょいと離れた台所でお茶をしながらネットを見たい…ってのも実は結構な長さのケーブルが必要だったりしてしまう。おまけに、台所では私が一番楽な椅子に座った姿勢って言うのも魅力だし…。

んで、意を決し、ネットオークションでカードを探す事にしたのである。

本来なら、自分で落札してどーたらこーたら…って事が良いのだけれど、ことオークションに関しては「疎すぎる…」頭脳しか持ち合わせていないので、商品は自分で探し、落札はその道に長けた「友人」に任せる事にした。

まぁ、壊れたカードと同じ物が出ていれば「それ。」って事にはなるのだが、流石に数も少ないし、少々値が張る。どうせこんなカードは製造元は数社で、後は自分の会社のロゴ付けて売ってんだろう…的な事はよくある事なので、壊れたカードと同じ外見の物を選んで見た。

「何となく、大丈夫そう…」

ってだけで入札して貰ったが、周波数とかの違いも調べておらず、少々焦る。結果、同じ「b」なので、そのまま落として貰う。万が一、動かなくてもあまり困らない価格で落とせたところがミソでもあるし…。

そんなこんなのカードが届いた。

ルーターの電源を切ってからブチ込み、再度電源を入れる。インジケーターがちかちか…し始め、やがて落ち着く。ルーターの設定から様子を見ると、ちゃんと認識している。問題は電波のやりとりと、データのやりとりが正常に出来るかどうか…。

PDAに無線LANカードを差し込み、電源を入れる。すると、コネクションし始め、データの同期を終えてしまった。ついでにネットを見てみるとちゃんと見られる。

これで元の快適な状態に戻ったのだけれど、やらなければいけない事はたくさんある。

快適になった…の裏を返せば、電波がダダ漏れ状態になるという事なのだ。

何も手を加えずに放っておくと、タダでネットに接続できるばかりか、私のPCの中身まで見られるまさに「ホットスポット」の完成である。これはこれで、かなり便利だし、面倒な事も要らないんだけれど、やはり困る。

そんなワケで、いろいろといじくり直し、接続への「制限」を施しておいた。これでネットのタダ乗りも無ければ、不正な侵入も幾分は難しくなる。100%完全に防げるって事じゃ無いけれど、無防備よりはマシ。

お陰で、台所でのんびりとこうしていられる様になった。有線よりはちょいと速度が落ちてしまうのだけれど、ケーブルに縛られる事を考えたら、まぁ許せる範囲だし。今のノートPCではワイアレスが当たり前に付いていて、とても便利にはなっているが、その裏もちゃんと考えて使わないと、場合によっては痛い事にもなりかねない。何も考えずに繋がった事を喜ぶ前に、繋がったらどうなるかを考えて、それなりの準備なり対策はしておかないといけませんよぉ…。

街中にあふれるタダ乗り電波を求めてさすらう、流しのモバイル野郎…なんてのもいるそうですからねぇ…。

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