今朝の朝日新聞「声」にこんな投書がありました。お母さんの声ですが、私も「君」に話しかけたくなりました。もしももしも目にとまったら読んで欲しいな。
君、自転車に乗らなくなったんだって!?乗りたくないの?我慢してるの?
君、偉いねえ。ヘルメットがダサくて嫌いなんだって?う~ん。私は(お婆さんだよ)そうは思わないけれど、君はそう思うのね。人それぞれの考えだもんね。
君はえらいよ。君は嫌いなヘルメットをかぶらない代わりに、かぶらないと危険な遊具は我慢しているのね。考えていいと思う方に決めたのね。そこがおばあちゃんはえらいと思うの。普通子どもは、ダサいからかぶらな~い!!と言ってそのまま乗ってあそぶんじゃあない。君は自転車も、ローラースケートも自分で禁止にしたのね。そのけじめの良さがえらい!!と思うの。
でも、もう少し考えてみない。君が我慢している遊具は、お友達のほとんどが好きで、今はやっているんじゃあないの。その中で筋を通して乗らないのは、お友達を失うことにならないかしら。お友だちは大切よ~!
無理な我慢でなく、君がヘルメットのいらない読書などで、他の世界に生きるつもりなら、それはそれでまたえらいことなんだけどね。
他所のお兄ちゃんが、君の固まった頭の考えを柔らかくほぐしてくれましたね。君の考えに、上級生らしく命大切さを加えることができたのね。君も、その上級生も、読んでくださったお母さんも、みんなみんなえらい!!
おばあちゃんが君くらいの時にはね、近所で遊ぶ時は車もいなかったから道路でも遊べたのよ。おもちゃも高級な物はないから、缶詰の空き缶などで、「缶蹴り」をしたりしたよ。
そんな時、大きな子が、小さい子をまとめて、みんな一緒に遊んだのよ。もしも喧嘩が起こっても、大きい子がじっと様子を見て、これはいけない、これ以上やったら危ない、という時は、厳しく止めたの。今の口やかましいお母さん(君そうは思わない?)の役目をしてくれていたんだよ。大きい子は小さい子を束ね、指導し、小さい子は従っていろいろ教えてもらいながらみんな仲良く遊んだんだよね。
今こんな遊び方はあまり見ないね。いいもんなんだけどね。
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