おせっちゃんの今日2

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スマホ脳と早送り読み

2022-11-25 13:46:23 | テレビから
今日取り上げた話題は、少し古いワイドショーで取り上げていたものです。古いだけでなく、なんだか決まった時間までに出かけることがあって、ながら聴きで得たことです。間違ったことがあるかもしれません。その点お許しください。

★ スマホに熱中しすぎると認知症になる
専門に研究なさっているお医者様がゲストでしたから、真面目な番組だったと思います。
スマホの、あの小さな画面と、光と、熱心に長時間み続ける人の脳と、これらが激しくなると、脳から何とかいう物質が出てくるのだそうです。それが溜まることが怖いんだと。

ゲームで遊ぶにしろ、動画を見続けるにしても、仕事で使うにしても、とにかく日本人の若い人が見続けている時間は尋常ではないのだそうです。

あの小さな画面から、跡切れもなく情報が入ってくる。その量は異常である。その情報を処理できる量を越えてしまう。有効な情報でも、処理能力を超えると害を及ぼすようになるのだ、というのが簡単な結論のようです。

★ 倍速読み
上の論を聞いていて、ふと思ったのが倍速読みである。今、学生や若者が、コロナのせいで始まったオンライン授業や映画、テレビ番組などを見る時、速度を速くして必要だと思う所だけを見て済ませるのだそうです。忙しいのに、さして必要ではないところはうざったい、とばしますよ~、時間の倹約、とあっけらかんと答える人。

この婆さんはよく例に引くのですけれど、電話さえなかった頃、子ども時代を過ごしたのです。学校からの連絡事項は、次の子の家まで駆けて伝えに行ったのです。PCだのスマホだの、までたどり着くだけで大変な思いです。この壁は乗り越えるのが難しい。

でも婆さんは考えるのです。ここ迄急いで、有り余る情報を処理しきれないほどかき集めて、挙句が認知症への道ですか。情報を集めることはできても、それを整理して、自分のものにして、考える・・・こんな大事なことをとばしてしまっていませんか。
壁を乗り越えることのできないばあさんの負け惜しみの繰り言。でしょうか。

私も読書のスピードがとても遅くなってきています。一つは脳の老化、読解力、創造力、などなどの衰えです。悲しいことですが、1冊の本を読み上げるのに時間がかかります。でも気が付いたのです。遅い読み方が、案外快適なのです。会話を方言で書いている小説もあります。気が付いたら、それを声までは出しませんが、自分で朗読しているのです。作者の考えていただろうことなどが、想像できるもとになっていると思うことがあります。

学生の頃、仲間たちとのおしゃべりで、「映画が先か、原作が先か」が話題になったことがあります。「そりゃあ、原作が先、先に映画を観るとその演技をした俳優の顔が思い浮かんで、自分のイメージを楽しめない」というのが大多数でした。読むことは、自分が、行間を考え、想像して膨らますことでしたから。

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