昨日の日曜日、仕事の合間に上杉神社周辺で行われていた「なせばなる秋祭り」を見てきました。
お祭りのメインイベントの一つが「棒杭市(ぼっくいいち)」です。
棒杭市とは聞き慣れない言葉ですが、江戸時代にあった無人販売所なのだそうです。
==棒杭市とは==
『棒杭市2012』は、9/29、30に開催される「なせばなる秋祭り」のイベントの1つです。
棒杭市は「上杉鷹山公」の頃、道端に棒と杭で作った簡単なブースを作って、そこに野菜などを置き、脇に料金を入れるビクなどを吊るしておくいわゆる無人販売所です。
これの凄い所は誰も見ているわけでないのに、なくなった(売れた)商品の数と、ビク に入っていたお金の金額が常に合っていたということです。米沢の人ならびによそから来た人たちみんなが“誠実であった”という証です。これを現代によみがえらせたものがこのイベントです。
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(Facebook棒杭市2012江戸に学び今につながる~米沢から広がる「元気」ページより)
お祭り会場の一角にできていた棒杭市。
ご覧のように、売り場にいるのはお客さんだけ。本来売り手がいるはずの場所は無人です。
私はこんな愛嬌のあるクルミ細工を見つけて買うことにしました。
誰も見てないけどちゃんとお金を支払いましたよ(笑)
売り場中央の杭にぶらさけてあるカゴに代金300円を入れて買い物完了です。
江戸期の米沢は大変に貧しかったというのは有名な話です。
そんな貧しいなかでも人と人の信頼関係だけで成り立つ「棒杭市」のような仕組みが成り立っていたのだとしたら、それはとても誇らしいことですね。
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