乙女高原ファンクラブ活動ブログ

「乙女高原の自然を次の世代に!」を合言葉に2001年から活動を始めた乙女高原ファンクラブの,2011年秋からの活動記録。

第14回(14年目の)遊歩道づくり 2013年5月12日

2013年05月12日 | 遊歩道作り
 週間天気予報では雨だったのですが,予報はだんだんいい方にずれ,結局,1日いい天気でした。今年も60人もの乙女高原ファンが集まり,和気あいあいと乙女高原のために汗を流しました。参加者とはいえば,毎年,田丸グリーン基金の方々が大勢参加してくださり,とても助かります。今年も25人もの方々が参加してくださいました。参加者全体の半数にも迫る勢いです。

開会行事の様子です。


竹越山梨市長さんのあいさつです。


宮原乙女高原ファンクラブ代表世話人のあいさつです。


遊歩道のルート別に班を作りました。


さあ、いよいよ出発です。


 とてもスムーズに作業を進めることができました。昨年は,ロープを延ばすときに,ロープがからまってしまい,これを戻すのがたいへんでしたが,今年はロープの束を本部に置いておき,そこからロープをどんどん延ばしてもらったので,からまることもなく作業を進めることができました。


 また,毎年のことなのですが,この作業に先立って,市・県・ファンクラブ合同で下見をし,交換が必要な杭の本数を遊歩道のコースごとに調べておいたので,どの班が杭を何本持っていけばいいかがすぐにわかりました。おかげさまで,1時間も早く作業を終わらせることができました。




終わりの会で、三枝代表世話人のあいさつです。


 今年,草刈り実験をします。10メートル四方の方形枠(コドラート)を草原の中に5カ所,設定し,それぞれ草刈りの仕方を変えて,その後の草原生態系にどんな違いが見られるのか探ります。これは,麻布大学野生動物学研究室(高槻研究室)との共同事業です。で,県の職員の方や麻布大学の高槻先生らと一緒に草原を歩いて,コドラートをどこに設定するかを決め,杭を打ちました。この作業を遊歩道づくりと平行して行いました。




 また,高槻研究室では1m四方の枠に網を張った方形柵を今年も設置しました。シカによる食害を完璧にシャットアウトし,まわりとどう違ってくるかを研究します。1メール四方の緑のネットが草原の中にポッと置いてある感じです。
 さらに,高槻研究室では,遊歩道のロープに赤いビニールの印を付け,これを位置情報として,草原の植物と訪花性昆虫との関係を調べます。くれぐれも赤いビニールにイタズラしないでね。
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