乙女高原ファンクラブ活動ブログ

「乙女高原の自然を次の世代に!」を合言葉に2001年から活動を始めた乙女高原ファンクラブの,2011年秋からの活動記録。

久しぶりに「参加者公募」の遊歩道づくり2022

2022年05月15日 | 遊歩道作り

 5月15日(日)、ほぼほぼ天気の心配はなかったので、そんなに早く出かける必要はなかったのですが、やっぱり気になって、早く行ってしまいました。そして、裏の物置やロッジの玄関から、かけや、ロープ、杭、作業用手袋、ペットボトル茶、救急セット、ゴミ袋などを出して、庭のベンチに並べました。


 そのうち、スタッフの皆さんが続々集まってきました。今回は乙女高原ファンクラブ会員でスタッフ立候補者は14名。県の職員4名、市の職員4名も加わりました。9時からスタッフの打ち合わせをし、今日一日の流れや受け付けの仕方などを確認しました。


 参加者の皆さんも続々と集まり始めました。今回は3年ぶりの「参加者を一般公募」しての遊歩道づくり。いったい何人が参加してくださるだろうと不安でしたが、ふたを開けてみると、スタッフも含めて74名もの参加者があり、本当にありがたかったです。いつも大所帯で参加してくださる山梨ロータリークラブの皆さん、株式会社田丸・田丸グリーン基金の皆さん。田丸グリーン基金からは、今年も多額の協力参加費をいただきました。ありがたいことです。数人の高校生の参加者もありました。県のご配慮で、高校にちらしを配っていただいた効果です。高校生の中には、このような環境ボランティア活動に興味がある人がたくさんいるんだなということが分かりました。頼もしい気持ちになりました。

 


 遊歩道づくりについては、事前に山梨日々新聞で大きく取り上げてくださいました。環境保全活動にとって、マスコミは重要なパートナーです。ボランティア・ボードも告知に活用しました。県内の全高校以外では、山梨市と甲州市の全小中学校にちらし配布をお願いしました。このような事前の取り組みがあって、当日を迎えたわけです。このほかにも効果的なPR方法がありましたら、ぜひ教えてください。

 さて、9時半から「始めの会」が始まりました。進行は市観光課長の土屋さんです。ご挨拶は共催3者を代表して峡東林務環境事務所長の伴野さん。市長の高木さんのメッセージを土屋さんが代読し、ウエハラが今日一日の流れと留意事項をお話しました。


 班ごとに分かれ、班長さんからの諸注意を聞き、必要な資材と道具を持って、森のコース、草原のコース、ツツジのコースへと進み、作業が開始されました。


 ロープはコースごとに違う色のビニールテープが付けられていたので、各コースに必要な長さは揃えられていたはずなのですが、計算通りにいかないのが世の常。途中、足りなくなって、「ロープ、取りに行きます」と志願くださった方が本部のロッジ前まで予備のロープを取りに来て、また自分の班に戻っていきました。みんなが待っていると思うと、自然と足早になっていきます。きっと疲れただろうなと思います。また、待っている方たちは、ロープが来るまでは仕事が足止めされてしまうわけですから、イライラしたかもしれないなと思いました。どの班も少しでいいので予備ロープを持って行った方がいいかもしれません。

 

 結局11時ころには全部終わってしまいました。皆さん、ご苦労様でした。終わりの会では、ファンクラブ代表世話人の角田さんがお礼のあいさつをし、三枝さんが諸連絡をしました。


 皆さんが張って下さったロープは、乙女高原の展示スペースでもあります。「現在地はここです」が分かる遊歩道マップや「虫や花を採らないでください。なぜなら…」「ロープの中に入らないでください。なぜかというと…」といった注意看板、その時期に咲いているお花を紹介するカードなどを結束バンドを使って吊るしています。乙女高原に来られたときは、これらを自然観察のお供にしてくださいね。

 

 なお、遊歩道づくりの角田さんの動画はこちら。

 乙女高原遊歩道作り 2022 - YouTube

 

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