言の葉（三浦綾子：３）；男女の関係。主イエス・キリストの御名によって。アーメン。

　　　　　恋愛には、もっと会話によってお互いを深める時間を
　　　　　多くする必要があるのではないでしょうか。
　　　　　只知り合って、好きになって体の関係ができる……
　　　　　それだけでは本当の恋愛とは言えないのではないでしょうか。

　　　　　　　　　　（「明日のあなたへ」　三浦綾子　集英社文庫）



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　わたしはごくフツーのクリスチャンだが、いや、ごくフツーのクリスチャンだからこそ、この「真の恋愛」の問題を人間にとっていちばん重要な問題だと考えている。男女の関係こそ人間にとっていちばん重要で、基本的関係だと思ってやまない。
　現代は「フリーセックス」なんだから「自由恋愛」なんだからと言って、男性も女性も共に複数の恋人をもって当たり前だとする考え方も認めることはできる。
　しかしわたしの主イエス・キリストは十字架上でわたしにおごそかに告げるのだ。
　人間にとって生涯の伴侶とは「ひとりの男性にはひとりの女性。ひとりの女性にはひとりの男性ではないか」と。
　その意味で「真の恋愛」をそれぞれのカップルが男性の立場から女性の立場から考えることが大切なのではないだろうか？それぞれのカップルが「真の愛」で「愛し合う」ために。
　一組のカップルの愛し会う姿は、全人類が愛し合う姿につながってゆくと、主イエス・キリストはわたしにおごそかに告げている。



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