それから、イエスは宮に入って、宮の中で売り買いする者たちを
みな追い出し、両替人の台や鳩を売る者たちの腰掛を倒された。
そして彼らに言われた。「『わたしの家は祈りの家と呼ばれる』と
書いてある。それなのに、あなたがたはそれを強盗の巣にしている」。
(マタイによる福音書第21章 12・13節 )
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主イエスはここで神殿の境内で物を売り買いをしてはいけないと
言っているのではない。
ただその売り買いが不正な金の取引になっていたから怒られたのである。
わたしは誰にでもやさしい主イエスがこんなに怒ったのを見たことがない。
神殿の境内で金の不正をやるなどということは神殿を神殿として見ていない、
神がお住みになっているところとして見ていないことを怒られたのである。
これはわたしたちキリスト教徒にも言える。キリスト教に関係したものを
教会で売っているとわたしなどすぐに必要なものを買う。
ただ不正だけはいけない。不正と神は何の関係もないからである。
わたしの住んでいる国はキリスト教徒も教会も少ないので、教会でキリスト教
用品を売っているのはとてもありがたい。
しかし、不正をけっしてやってはいけない。
主イエスに「おまえらはクリスチャンじゃない。ただの強盗だ」と言われてしまうから。
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