言の葉（内村鑑三）：主の十字架。主イエス・キリストの御名によって。アーメン。

　　　「あなたの重荷を主にゆだねよ」、自身でこれを負おうと
　　　してはならない。自らこれを担おうとするために堪えがたい
　　　苦痛があるのである。これを主にゆだねよ。
　　　彼は容易にこれを担いうるのである。
　　　そしてあなたの重荷をあなたに代わって担われるだけでなく、
　　　これと共にあなた自身をも担われてあなたの心に平康（やすき）
　　　をお与えになるのである。

　　　　（「一日一生」内村鑑三著　教文館　）

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　上記引用の内村氏の言葉はそのまま伝統的なフツーのクリスチャンの根源をなすべき思想である。
　つまり「主の十字架」の事実である。
　人間が「主の十字架」を仰ぐ時、魂の奥底からの「平安」が与えられる。「自分の現在の苦しみはまず主ご自身が苦しんでくださった」と、このように「平安」と「なぐさめ」が主より与えられる。
　苦しんでいる人は一度だまされたと思って主の主王の王主イエス・キリストに向かってお祈りしてみて欲しい。あなたの心に主よりの平安となぐさめを与えれくださる主ご自身のご臨在を感じさせていただけると断言する。それがむずかしいと言う人は小さな十字架に向かって（そこに主がおられると信じて）お祈りしてみてほしい。ちなみにこれはいわゆる偶像崇拝ではない。
　十字架は主があなたの身代わりに死んでくださったという事実のシンボルであるから、このシンボルの奥に主があなたと共にいてくださるのである。




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