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何年も以前になるが、ある視覚ハンディキャップの方に手料理を食べさせて
いただいたことがある。
ダイエットをしている人にも向いている酢豚であった。
なんてやさしい味なのだろうと思った。
すっぱすぎず、しょっぱからず、甘からずであった。
野菜もお肉も美しく切りそろえられて見た目もおいしかった。
この方の夫が食事の後お茶をいれてくれた。ごく普通の緑茶であった。
この方も視覚ハンディキャップの方であった。
お茶は苦からず、濃すぎず、むしろ甘い感じのおいしい緑茶だった。
手伝おうとしたわたしをこの方は「あっ、あなた、お茶をあまり飲んだことが
ないね」とおっしゃった。わたしは「はい」と答えた。
わたしはコーヒー党だったからである。
酢豚にしろやさしい味だった。
お茶もやさしい味だった。
わたしは今、心からこの方々に「ありがとうございます」と言おうと思う。
何にも知らなかった。そうハンディキャップの方々のことを何にも知らなかった。
分からなかった一人の健常者として、ありがとうございます。
主イエス・キリストの御名によって。
アーメン。
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↓:お茶
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