正しい者らは見て、恐れ、彼を笑う。
「見よ。彼こそは神を力とせず、
おのれの豊かな富にたより、おのれの悪に強がる」
しかし、この私は、
神の家にあるおい茂るオリーブの木のようだ。
私は、世々限りなく神の恵みに拠り頼む。
(詩編 第52編 6から8節 )
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オリーブという木はどのような荒れ地にも耐えてよく生育する
という活力に満ちあふれた木である。
実から取る油は聖霊のしるしとしても使われ、病人に塗油して
祈って病気を治すのに使われた。
また塩漬けにして食用にも使われ油ももちろん食用にも使われた。
また神殿のともし火にもオリーブ油が使われ、まさに聖霊のしるし
であった。
また神の聖なる御用をつかさどる人は(祭司)常に小さな角製のつぼに
いつもオリーブ油を入れて持ち歩き、任職用の油として使った。
祭司や王に任じる時、頭にオリーブ油をそそいで神からのしるし聖霊が
下って祭司や王になったことのしるしとした。
このようにとても重要な働きにオリーブの木は使われたので上記引用聖句のように
書かれたのである。
「神の家にあるおい茂るオリーブの木のようだ」。
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↓:オリーブの木
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