霊魂が蝶のように空中を舞っている姿を、想像してごらん
なさい。それは人格的交わりではありません。
「わが子よ、わが父よ」という呼びかけはありません。
愛もなければ、一人一人の名が呼ばれることもありません。
そのような「霊魂不滅」を想像してはなりません。
(「ペテロ書、ヨハネ書、ユダ書」蓮見和男著 新教出版社 )
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わたしたちフツーのクリスチャンのお祈り「アタナシオ信条」の一節に「霊魂と肉体にて一つの人なるごとく神と人にて一つのキリストなり」というのがあるが、これが上記引用文で言っているところの「人格的交わり神と人との人格的交わり」である。
わたしたちフツーのクリスチャンはこの一節を含む「アタナシオ信条」のお祈りの言葉で表現されている「父と子と聖霊なる神の御姿」を信仰の対象としている。
ここでフツーのクリスチャンのわたしが特に強調したいのは昨今この地球で大流行のいわゆる「霊魂主義」をとなえる宗教の氾濫の危険性である。人間に限って言えば、人間は「人となった神主イエス・キリスト」よりも「霊魂主義」、正確な宗教用語で言ったらグノーシス主義の方がとても好きなのである。このわたしも前科があることは以前にも書いた。ここには神と人との人格的交わり、愛が全くない。はまりやすいから余計にタチがワルイことこの上ない。
しかし事は「信教の自由」にかかわることである。
しかししかし、みなさんグノーシス主義の宗教にはよくよく注意して欲しいと少女ジーザスは警告するものである。
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