イエスは目を上げて、言われた。
「父よ。わたしの願いを聞いてくださったことを感謝いたします。
わたしはあなたがいつもわたしの願いを聞いてくださることを
知っておりました。
しかしわたしは、回りにいる群衆のために、この人々があなたがわたし
をお遣わしになったことを信じるようになるために、こう申したのです」。
そしてイエスはそう言いわれると、大声で叫ばれた。
「ラザロよ。出てきなさい」。
すると、死んでいた人が手と足を長い布で巻かれたまま出て来た。
(ヨハネによる福音書第11章 41から44節 )
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主イエス・キリストが奇跡を起こすときは必ず天の父のみこころを
行った。ご自分が天の父からつかわされたことをみんなに信じさせる
ために行った。
もちろん奇跡を行なう人に対して魂の奥底からの愛があってのことだが
主イエス・キリストの奇跡はけっして自分の宣伝のためではなかった。
天の父がご自分をつかわされたのだという天の父の愛を知らせるためであった。
創造主の愛を知らせるためであった。神の愛とはこういうものであると
さとらせるためであった。
そしてご自分のいのちをつかさどる御方であると知らせるためであった。
主イエス・キリストの御名によって。
アーメン。
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