言の葉（雨宮慧）：あなたがたは神殿である。主イエス・キリストの御名によって。アーメン。

　　　神の心にかなったキリストを信じる者は
　　　少数かもしれませんが、神はその小さな
　　　群れに神の国を与えることを「喜ぶ」方
　　　なのです。

　　　　（主日の福音のキーワード「小石のひびき」雨宮慧著
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　女子パウロ会　）

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　「神の国」とはいったい何だろう。
　ごく簡単に言ってしまえば、「自分たちは神に創造され、そして自分たちの罪のために十字架にかかってくださった主イエス・キリストを信じる者、その十字架の死よりわたしたちに復活のいのち（永遠のいのち）を与えるために復活してくださった主イエス・キリストを信じる者のこと」である。
　「あなたがたひとりひとりは神殿であり、神の御霊が宿っていることを知らないのか」。
　わたしたちは主への信仰を持っていなくても、もともと主イエス・キリストが創造なさった者であり、聖霊が宿ってくださっている。つまり神が宿ってくださっている神殿なのだ。
　なんという大きな神の愛、無限大とも言える神の愛であるか。全宇宙の生きとし生けるものは、主が創造なさったものたちは、ひとりとして一匹として主の救いからもれるとか除外されることはないのである。
　ただし、そのような「信仰」は「イヤだ」という人はご自由にそのように考えてくださって大丈夫である。主はそんなことは問題にしてはいないのだから。


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