言の葉（高柳俊郎）；主イエス・キリストに生かされる。主イエス・キリストの御名によって。アーメン。

　　　　　宗教とは、人間が人間として生きていく上での
　　　　　世界観や価値観を支えるものであり、したがって
　　　　　書物の中を頭で思索するものではなく、
　　　　　その中で生きていくものであり、本来自分自身の
　　　　　生き方の中心にあるものではないかと思います。

　　　　　　　（　「これがキリスト教」　高柳俊郎著　）


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　誰にでも苦しい時はある。悲しい時はある。
　そんな時、あなたは何に向かって「苦しいよ、悲しいよ」と言うのだろうか？
　誰に向かって「苦しいよ、悲しいよ」と訴えかけるのだろうか？
　わたしはごくフツーのクリスチャンなので、ごく自然に、自分が心底信じている主イエス・キリストに向かって、主よ、わたしは苦しいです、主よ、わたしは悲しいですと訴える。でも、いつも支えて助けてくださることを確信し感謝していますとお祈りする。
　上記に引用した言葉にあるように「むずかしい思索」ではない。いわば小さな子供のように主イエス・キリストを呼ぶのだ。主イエス・キリストに自分の全身全霊を集中させるのだ。主イエス・キリストにお祈りすることは、わたしが生きていく上の「中心」だ。
　主イエス・キリストによって「自分は創造された」という確信があるから。
　この信仰を持つと「どんな人間の中にも」、「どのような生き物の中にも」、「どのようなモノの中にも」、主イエス・キリストが存在することを感じるようになる。そして心底から主イエス・キリストに感謝の気持ちでいっぱいになる。
　苦しい時も悲しい時も、そして喜んでいる時にも。わたしは主イエス・キリストによって生かされている「全宇宙」だ。



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