それだから、あなたがたに言っておく。
何を食べようかと、命のことで思いわずらい、
何を着ようかとからだのことで思いわずらうな。
命は食物にまさり、からだは着物にまさっている。
(ルカによる福音書第12章22節から23節 )
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主の主王の王主イエス・キリストは上記引用の聖句でいったい何をおっしゃりたいのだろうか?
ただ単に生物学的な命のことを大切にしろでもないし、ただ単に生物学的な体のことを大切にしろというのでもないとフツーのクリスチャンのわたしは思う。
そしてただ単に食物のことや着物のことを考えたりしてはいけないというまことにヘンチクリンな禁欲主義を説いておられるのでもない。まさしく「いのち」というものを丸ごとトータルにもっと大切にしなさいとおっしゃっているのだ。
人間だけに限って言えば、人間には衣食住が絶対に必要である。もちろん禁欲主義に陥って衣食住に最低限必要なものまでガマンせよという宗教家がこの地球上にはたくさんいるが、彼らのマネは絶対にするなと主は声高に警告なさておられるとフツーのクリスチャンのわたしは思う。痛切に思う。
ここで主のみことばが思い起こされる。
「人はパンだけで生きるものではなく、
神の口から出る一つ一つの言(ことば)で生きるものである」(マタイ4・4)
フツーのクリスチャンのわたしには人間やその他のおよそ生命体と言ったら「心と魂と体」をもつものとして考えられなければいけないよと主が声を大にしておっしゃっているのがいつも聴こえる。
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