じいじのひとりごと

高齢者の悲哀と愚痴を綴っています
唯一の相棒、mシュナウザーのベルが残り人生を伴走してくれます

前立腺がん その後

2007年01月26日 | 前立腺がん
前立腺がんが発覚して5年半、放射線治療後4年半、そして内分泌(ホルモン)治療を中断して二年が経過した。低値で落ち着いていたPSAが徐々に増加して、前回(昨年11月)ついに3.53にまで上がってきた。今回の診察では治療再開と腹を括って診察に望んだ。朝9時半に受付をし、血液検査と胸部腹部のCTを先に済ませ、長い待ち時間の後いよいよ診察、検査結果・・・・PSAは1.96、思わず顔がほころんだ。

ところが、例の右肺の陰影がまた大きくなっていた。点だったものがこの一年余で1cm大に肥大しているという。ちょうどホルモン治療を止めてPSAが徐々に増加している時期と符合しているから主治医も転移の疑いが捨てきれないという。「疑い」というのは、肺への転移がんの場合大抵は丸い形をしているが、これはいびつな形をしていてどうも疑問が残る、といわれた。次回1ヶ月後に再度CTで様子を見ましょう、その結果でホルモン治療を再開します。そして病巣が少しでも縮小するようであれば転移だといえる・・とまた先延ばし。でもこれは転移と断定されるよりもまだ救いがある。

念のため専門の先生に画像を見ていただきましょうと、続いて呼吸器内科に廻された。またまた長い待ち時間の挙句、何のためか単純X線写真を撮らされ、内科医の診察。
それによると、確かにこれは異常であるが画像だけからは診断は出来ない、確定するには気管支鏡か挿針による生検が必要、しかし血管に囲まれた場所でどちらもかなり難しい。
1ヶ月後にCTをやるのであればこちらとしても、その結果を待ちたい・・・・と。

どうもスッキリしない、もやもやが残る診察結果だった。

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コメント (6)
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