いつごろからだったか、2,3ヶ月前にもなるか、
左足親指の爪の根本のほう1/4ほどが黒っぽく変色していた。
何だか広がるようにも見えていたが、痛くもかゆくも無いので放置していた。
やがて爪が伸びるにつれて指先の方に移ってくると、白っぽく少し変形し痛み出したものである。
娘に「イヤだ、水虫かも知れないよ、爪の中のは厄介だというし・・」と脅される。
今まで水虫インキンタムシの類に罹ったことは無い。
経験がないから、もしかして、、、
やおら重い腰を上げて、そっけないと言われている皮膚科クリニックへ出かけた。
他に患者もいなくて、中年のDr.はえらく丁寧に診てくれた。
移動して爪の先端にかけ1/4部分、そこを細いピンセットで、10分以上もかけて丁寧にほじくりだしては、その一部を顕微鏡で何度も覗いていた。
Dr.「ミズムシではないですね、どこかにぶつけた事はないですか?」
私 「その覚えがないのですが・・・もしかして忘れたのかも知れません」
Dr.「血マメが固まって爪を押して痛みが出ていたのだと思いますよ、取り除いておきました」
なるほど黒い変色がなくなっている。
恐らく以前転んだときとか、散歩中に躓いた際にでも打ったものでしょうな。
その後痛みもなくなり、やがて色も形もほぼ元通りに治ってきた。
それにしてもあれは外科の医師の仕事でしたね。
噂とは違い優しい先生でしたよ。
昼間は本格的な初夏の暑さになってきた。
夕方散歩の時刻も自然に合わせて少しずつ遅らせているが、汗ばむようになった。
右下はスイカズラ