じいじのひとりごと

高齢者の悲哀と愚痴を綴っています
唯一の相棒、mシュナウザーのベルが残り人生を伴走してくれます

桜4種

2017年04月04日 | 日々のこと
妻の墓地にある桜は毎年見事に咲きます。
場所柄、誰もここの桜は見に行く人もいない。
残念ながら手入れもされず荒れ放題ですが、この季節だけは健気にも咲き誇る。
枝垂れ桜、白い桜、ピンクの濃い桜の三種類

毎年この桜を見るたびに梶井基次郎の文を思い出します。
「桜の樹の下には屍体したいが埋まっている!
これは信じていいことなんだよ。なぜって、桜の花があんなにも見事に咲くなんて信じられないことじゃないか。俺はあの美しさが信じられないので、この二三日不安だった。しかしいま、やっとわかるときが来た。桜の樹の下には屍体が埋まっている。これは信じていいことだ・・・」

枝垂れ桜





白い桜


ピンクの桜



下は散歩コースの石積み観覧席のソメイヨシノ
夕方で五分咲き






コメント (12)
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