みなさま、ごきげんよう!
まさかの大失態。丸ちゃん倶楽部を見逃した。録画に失敗。火曜日までお預け。
ぬう~、辛抱たまらん。
彼のベース音をおかずにご飯食べようとおもってたのに。おもってたのに。
テストも終わって、16時頃までぐっすりしていたのが、悪かったのか。悪かったのか。
まあ、そんなわけで今日も気張って生きませう。
***
7人と、近松門左衛門が大好きなNaNa雪姫の愉快な生活にも、だんだんと恐怖が忍び寄っておりました。
「ほな、俺らが帰ってくるまでに、窓のサッシんとこ拭いとけよ。」
「はーい。(いいや、適当で。今日は、歌舞伎特集やるから見なくっちゃ。)」
「適当にしたら、許さん。」
「わかってますって。(やば。)」
「ほな、いってきまーす。」
7人の小人達は慌しく出かけていきました。
そして、NaNa雪姫が小鳥さんの力を借りながら、急いでお家の中をキレイし、にへにへとワイドショーを見ているとドアベルの音がしました。
「は~い。(どなたかしら?)」
「・・・。」
「(名乗らないなんて、怪しすぎる。)」
「あの、少しお話いいですか?」
外からは、少し歳をとった女の声がしました。
NaNa雪姫はセールスかなにかだと思ってドアを開けました。
「お嬢さん、ちょいとお話よろしいかしら?」
「ええ。」
「この文楽人形、とっても素敵だと思わないかい?」
「わあ~。(最高!そして、黒子用の黒いマントまで付いている!素敵すぎる!)」
「ほら、少し触ってごらんなさい。」
「いいのね?」
「どうぞ。」
NaNa雪姫は迂闊にも、文楽人形をあやつる木の棒に触れてしまいました。
「痛い!」
「(ふっふっふ・・・)」
「・・・何か仕掛けたわね!」
「・・・(コレでコイツもおしまいよ。)」
文楽人形売りは、変身した妃だったのです。
そして、彼女は文楽人形に毒針を仕掛けていたのです。
そんな事態が起きているとは全く知りもしない7人の小人たち。
帰宅すると、変わり果てたNaNa雪姫の姿がありました。
「・・・。」
「どういうことやねん。」
「どうせコイツあほやから。」
「いやこの子、逃げてきた身やろ?」
「そうや。」
「だから、何者かに襲われたんちゃうか?」
「うん。」
「なんか、いい方法はないやろか・・・。」
「くしゅん。」
すると、そこを通りかかった一人の王子。
「あ!王子ならなんかわかるんちゃうか?」
「そうやな、きいてみよ。」
「王子!」
「・・・なんや。」
「あの、ココへ逃げてきたNaNa雪姫が倒れていたのです。」
「へえ~。」
「どうすれば、生き返るでしょうか?」
「なんだかんだで、使えるやつやったんです!」
「そやね~。」
すると王子は、倒れているNaNa雪姫をじっと見たあと、行動を始めました。
「こうしたら、ええんちゃう?」
小人達は気付かなかったのですが、彼女の指先には針が突き刺さっていたのです。
ぐっと、顔を近づけて、見つめるは彼女の指先。
奥深くまで突き刺さった針は、王子の手によって無事に除去されたのでした。
すると、彼女の顔色はみるみるうちに元通り。そして、ついに起き上がりました。
「やられた・・・(なんて、素敵な王子様!)」
「お前、誰に何をやられてん。」
「王子様に、ハートを・・・」
「さぶいこというな。」
「その針どうしたん?」
「ああ、コレか。これはね。文楽人形売りにはめられて・・・。」
「よう、わからんわ。」
「まあ、ええやん。」
「うお!(王子がしゃべった!)」
「お前、俺の城来るか。」
「え?・・・。どうしよっかな。(なんだかんだで、ここも楽しいし)」
「どうすんねん。」
「一緒にここに住も?」
「は?」
「なんだかんだで、楽しいよ。」
「そうか。」
「(HDDの中は、歌舞伎の映像ばっかで、困るけど・・・)」
そう、そしてなんだかんだで王子とNaNa雪姫と7人の小人で一緒に住む事にしました。
ここで、おしまいかと思われましたが・・・。
「ねえ、最近隣にほったて小屋出来たよね?」
「おん。」
「あれなに?」
「あーそれな、くしゃみさんが知ってるらしいで?」
「あら、そう。」
「ねえ?くしゃみくん。」
「ん~?」
「隣のほったて小屋って・・・」
「あ~、アレな。なんかな、この前おばちゃんが僕んとこに来てな。」
「ふむふむ。」
「そんで、でもなんか、わるそやったから、悪い事したアカンで。っていうたらな~」
「うん。(はっきりしゃべって!)」
「”きみが言うならあたし改心します”っていうて、そんだら隣にこしてきてん!」
「そう。(どういうことなのか、よくわからん!)」
「あ、そういやお前。俺の靴下知らへん?」
「え、しらない・・・」
すると、ドアベルの音がしました。くしゃみさんとNaNa雪姫が、ドアを開けると・・・
「うわ!(あの時の文楽人形売り!)」
「うわ!(俺の靴下、ポケットから出てる!ってか、なんで持ってるねん!)」
「あの・・・よかったら、新巻鮭いかがですか?」
「へ?」
「おすそ分けです・・・。」
「どうも。」
おわり?
「おい、」
「ん?」
「そろそろ、頃合いやし・・・」
「うん。」
「俺の城、けえへん?」
「・・・うん!」
こうして、王子とNaNa雪姫と7人の小人とお妃はお城で幸せに暮らしましたとさ。
「なんでこいつらも着いてきてん・・・」
「わかんない!」
「お城ってうまいもんいっぱいやろ?」
「城ってええな!」
「もう空気の悪い洞窟とはおさらばじゃ!」
「お月様よく見える部屋がええな~」
「ケセランパセラン!」
「俺ら2人のお部屋ができんねんな!」
「そんなん、はずいわ!」
「ねえ、あたしも一緒に住んじゃダメかしら?掃除とかするし・・・」
おわり!
追記でコメントのお返事でございます。
枝里ちゃんへ。
1000件目でしたよ~。今日お買い物に行ってマトリョーシカハンドタオルを見付けましたので、明日投函しますね。
みーちゃん∞へ。
本当におばあちゃんが来ていなかったら、母にはどうにも出来ませんでした最悪の場合は庭で燻して、燻製にしようかと考えていたんです
お店の人は本当に丁寧な方でしたきっとあちらも電話を切って職場の皆さんと大笑いだったでしょう。「なんだか可笑しな注文が来たよ!」ってね
コメントありがとうございました
それにしても、どうしてBSが録画出来ていなかったのかしら?
まさかの大失態。丸ちゃん倶楽部を見逃した。録画に失敗。火曜日までお預け。
ぬう~、辛抱たまらん。
彼のベース音をおかずにご飯食べようとおもってたのに。おもってたのに。
テストも終わって、16時頃までぐっすりしていたのが、悪かったのか。悪かったのか。
まあ、そんなわけで今日も気張って生きませう。
***
7人と、近松門左衛門が大好きなNaNa雪姫の愉快な生活にも、だんだんと恐怖が忍び寄っておりました。
「ほな、俺らが帰ってくるまでに、窓のサッシんとこ拭いとけよ。」
「はーい。(いいや、適当で。今日は、歌舞伎特集やるから見なくっちゃ。)」
「適当にしたら、許さん。」
「わかってますって。(やば。)」
「ほな、いってきまーす。」
7人の小人達は慌しく出かけていきました。
そして、NaNa雪姫が小鳥さんの力を借りながら、急いでお家の中をキレイし、にへにへとワイドショーを見ているとドアベルの音がしました。
「は~い。(どなたかしら?)」
「・・・。」
「(名乗らないなんて、怪しすぎる。)」
「あの、少しお話いいですか?」
外からは、少し歳をとった女の声がしました。
NaNa雪姫はセールスかなにかだと思ってドアを開けました。
「お嬢さん、ちょいとお話よろしいかしら?」
「ええ。」
「この文楽人形、とっても素敵だと思わないかい?」
「わあ~。(最高!そして、黒子用の黒いマントまで付いている!素敵すぎる!)」
「ほら、少し触ってごらんなさい。」
「いいのね?」
「どうぞ。」
NaNa雪姫は迂闊にも、文楽人形をあやつる木の棒に触れてしまいました。
「痛い!」
「(ふっふっふ・・・)」
「・・・何か仕掛けたわね!」
「・・・(コレでコイツもおしまいよ。)」
文楽人形売りは、変身した妃だったのです。
そして、彼女は文楽人形に毒針を仕掛けていたのです。
そんな事態が起きているとは全く知りもしない7人の小人たち。
帰宅すると、変わり果てたNaNa雪姫の姿がありました。
「・・・。」
「どういうことやねん。」
「どうせコイツあほやから。」
「いやこの子、逃げてきた身やろ?」
「そうや。」
「だから、何者かに襲われたんちゃうか?」
「うん。」
「なんか、いい方法はないやろか・・・。」
「くしゅん。」
すると、そこを通りかかった一人の王子。
「あ!王子ならなんかわかるんちゃうか?」
「そうやな、きいてみよ。」
「王子!」
「・・・なんや。」
「あの、ココへ逃げてきたNaNa雪姫が倒れていたのです。」
「へえ~。」
「どうすれば、生き返るでしょうか?」
「なんだかんだで、使えるやつやったんです!」
「そやね~。」
すると王子は、倒れているNaNa雪姫をじっと見たあと、行動を始めました。
「こうしたら、ええんちゃう?」
小人達は気付かなかったのですが、彼女の指先には針が突き刺さっていたのです。
ぐっと、顔を近づけて、見つめるは彼女の指先。
奥深くまで突き刺さった針は、王子の手によって無事に除去されたのでした。
すると、彼女の顔色はみるみるうちに元通り。そして、ついに起き上がりました。
「やられた・・・(なんて、素敵な王子様!)」
「お前、誰に何をやられてん。」
「王子様に、ハートを・・・」
「さぶいこというな。」
「その針どうしたん?」
「ああ、コレか。これはね。文楽人形売りにはめられて・・・。」
「よう、わからんわ。」
「まあ、ええやん。」
「うお!(王子がしゃべった!)」
「お前、俺の城来るか。」
「え?・・・。どうしよっかな。(なんだかんだで、ここも楽しいし)」
「どうすんねん。」
「一緒にここに住も?」
「は?」
「なんだかんだで、楽しいよ。」
「そうか。」
「(HDDの中は、歌舞伎の映像ばっかで、困るけど・・・)」
そう、そしてなんだかんだで王子とNaNa雪姫と7人の小人で一緒に住む事にしました。
ここで、おしまいかと思われましたが・・・。
「ねえ、最近隣にほったて小屋出来たよね?」
「おん。」
「あれなに?」
「あーそれな、くしゃみさんが知ってるらしいで?」
「あら、そう。」
「ねえ?くしゃみくん。」
「ん~?」
「隣のほったて小屋って・・・」
「あ~、アレな。なんかな、この前おばちゃんが僕んとこに来てな。」
「ふむふむ。」
「そんで、でもなんか、わるそやったから、悪い事したアカンで。っていうたらな~」
「うん。(はっきりしゃべって!)」
「”きみが言うならあたし改心します”っていうて、そんだら隣にこしてきてん!」
「そう。(どういうことなのか、よくわからん!)」
「あ、そういやお前。俺の靴下知らへん?」
「え、しらない・・・」
すると、ドアベルの音がしました。くしゃみさんとNaNa雪姫が、ドアを開けると・・・
「うわ!(あの時の文楽人形売り!)」
「うわ!(俺の靴下、ポケットから出てる!ってか、なんで持ってるねん!)」
「あの・・・よかったら、新巻鮭いかがですか?」
「へ?」
「おすそ分けです・・・。」
「どうも。」
おわり?
「おい、」
「ん?」
「そろそろ、頃合いやし・・・」
「うん。」
「俺の城、けえへん?」
「・・・うん!」
こうして、王子とNaNa雪姫と7人の小人とお妃はお城で幸せに暮らしましたとさ。
「なんでこいつらも着いてきてん・・・」
「わかんない!」
「お城ってうまいもんいっぱいやろ?」
「城ってええな!」
「もう空気の悪い洞窟とはおさらばじゃ!」
「お月様よく見える部屋がええな~」
「ケセランパセラン!」
「俺ら2人のお部屋ができんねんな!」
「そんなん、はずいわ!」
「ねえ、あたしも一緒に住んじゃダメかしら?掃除とかするし・・・」
おわり!
追記でコメントのお返事でございます。
枝里ちゃんへ。
1000件目でしたよ~。今日お買い物に行ってマトリョーシカハンドタオルを見付けましたので、明日投函しますね。
みーちゃん∞へ。
本当におばあちゃんが来ていなかったら、母にはどうにも出来ませんでした最悪の場合は庭で燻して、燻製にしようかと考えていたんです
お店の人は本当に丁寧な方でしたきっとあちらも電話を切って職場の皆さんと大笑いだったでしょう。「なんだか可笑しな注文が来たよ!」ってね
コメントありがとうございました
それにしても、どうしてBSが録画出来ていなかったのかしら?