痔主の父に支給されたポリザGなる座薬を朝晩挿入。
痛み止めが入っているとのことで緩和していたが、
午後になってそれなりに1日の疲れが出てくる頃には
おチリは痛くなる。
ポリザGもなくなってきたし、昨日帰宅途中に病院へと意を決する。
も、何故か夕方水様便が止まらなくなり断念。
そして、これまた何故か、出ていたものが引っ込んだ感じ!
保健室のまあちゃんにちょうど話した後だったけど
これなら病院のお世話にならなくてすみそう♬
帰宅前に実家に寄る。
私にとっての伯母とこの夏にお別れしたばかりなのに、
敬老の日に伯父が他界したと母が連絡してきた。
父がとても頼りにしていたお兄さん。
父がどうにかなってしまっているんじゃないかと気が気じゃない。
ショックを受けて寂しそうにしていると母。
お風呂から上がった父は口数一層少なく、何を言っても上の空。
最後に電話をしておかなかったのをとても後悔している様子。
気の利いた言葉も浮かばず、母と世間話。
痔の話になり、今日は病院に寄るの止めたなどなど。
いただいたポリザGもあと少しになったから、
ポラギノールを買ってきた云々。
すると父が急にそこに反応!
なんでもうないんだ?!
朝晩使っていたらなくなっちゃうよ。に
何をやっているんだ! 夜寝る前に1回でいいんだ!
と、突然叱られる。今夜も明朝ももう使うな!と。
座薬を渡した母も、夜に1回と言わなかったのかと責められる。
ごめんなさい! 無駄にしちゃって…と謝るも
母と二人、お~怖っ!と外に出て十五夜お月さんを眺める。
家の中に戻ると、また父はしょんぼり全開。
どうしようもないので帰宅すると、やっぱりおチリが痛い。
仕方ないので今日午前中病院へ。
理由の欄に病院へ。とだけ書いた外出届を出すと、
どうしたのですか?といつもの調子で聞かれる。
リアクションに困るので聞かない方がいいですよと答えると
別に構わないですけど、何か大変なことでは?!にまあまあと。
病院はどちらへ?と問うので、それを言ったらバレちゃいますよと返すと
あちゃ~といった感じで、真っ赤になって目が泳いでしまっていた。
昨日調べておいた職場近くの病院は
昔ながらの雰囲気満点だったけれど100点満点!
先生はしっかりと診察してくださり、
穏やかでいて説明もきちんとしてわかりやすい。
血栓性外痔核とのことで、ヘモナーゼ配合錠という飲み薬と
ヘモポリゾン軟膏の塗り薬で治療することになった。
大体2週間で治るとのこと。よかった。
帰宅後にすぐ実家に寄る。
たった2本になってしまったポラザGを返却すると
持っておけという父。置いてきたけれど…。
診察の様子、薬を伝え痛み止めはいらないでしょうというので
痛みはあるけれどもらってこなかったというと、
それがいい、副作用も心配だからなと。
その一言で昨日叱られた本当の意味がわかった気がした。
一日経って父に会うとすっかり顔が小さくなっていた。
伯父さんの心労でかな、顔が小さくなっちゃってるよ、大丈夫?
と思わず口に出してしまうと
散髪に行ってきたからでしょうと母。
父も思わずニコッと苦笑していた。
そこで、昨日できなかった私の伯父さんの思い出話をして
まだまだしっかりしてよねと活をいれる。
私の痔が治る頃には、いつもの父に戻っていてくれるといいな。