石丸謙二郎さん著。中公新書ラクレ。
本日昼休みとうとう読み終えた。
石丸さんが担当する「山カフェ」のラジオの存在を教えてもらったのはいつだったか。
土曜の朝は仕事の日もあったりでまだ一度しか聴いていないけれど
とっても心地よいラジオ番組だった。
それからほどなくしてこの本を貸していただくことになった。
借りたときにパラパラとページをめくったけれど
しっかり読み始めたのは2月1日弘法山トレイルの日。
新書だから軽いかなと山登りに持参。
往復の小田急線の中で読みふけり、登山前、下山後で気持ちも高まった。
続きは日を空けて、名古屋駅から岐阜駅間の往復東海道本線の中で。
2月25日、金華山ソロ登山の日だ。
さらにその続きは、こうなったら登山の日のお伴にしたいと
4月2日、日和田山ソロ登山の西武鉄道で。
悲しいことにそれでも読み終ることなく、
あと残りわずか、いつ登山の日を迎えられるかと気になっていたところ
貸してくださった方が半月板損傷で明後日から入院となり
これだけ既に借りっぱなしなのに、
今度いつお会いできるかわからないと
昨日今日のお昼休みに一気に読み上げた。
石丸さんの登山の経験を元に
山のあれこれがいっぱい詰まった楽しい本だった。
あとがきの “一歩一歩” が心に響く。
さあ、山にでかけてみませんか。
アナタが歩こうとしている山道は、
長い間多くの山好きビトが、汗を流し続けた喜びの道なのです。
その道を、是非繋いでもらいたい。一歩一歩。
山はいつでもどこでも、一歩一歩。
何事も一歩一歩。
そう言われているみたい。
さあ、とりあえず明日本を返却しよう。