一期一会の日々

日々のあれこれ

フォンベト

2010-07-31 03:17:26 | グルメ
週の中日の水曜日、10ずつちょうど離れている女子4人で新宿西口の「フォンベト」へ。
大ガードを副都心へ向かってスターホテルを通り過ぎたところで右に折れると見えてきました!
西村ビル2階、ビルだけ見るとちょっと怪しげ。
紹介されてしかも一緒に連れて行ってもらわなければ絶対行けないかも…。
多分私を含めお初3人組は、エレベーター内でそれぞれが何も言わないけれど、かなりドキドキしていたはずです。
エレベーターを降りて扉を開けると、突然そこは異国!
しかも、ごちゃごちゃした感じではなくて、ベトナムからお取り寄せの重厚な漆塗りのテーブルや椅子が物語るように、アジアプチセレブの素敵な空間☆
先程とは打って変わったドキドキ感でいっぱい!
この日はあらかじめクーポン使用のフォンベト美食コース、2980円をいただきました。
人気のベトナム料理を集めたヘルシーコースとのことで、次の8品を堪能しました。
■生春巻き
■青パパイヤサラダ
■揚げ春巻き
■鶏肉のレモン風味焼き
■ほうれん草とニンニク炒め
■海鮮春雨炒め
■ベトナムフォー
■本日のデザート
まずはドリンク。
ベトナムのものがいいので、「ソタイ」という蓮のほのかな香りがさわやかなパッションフルーツがメインのものをソーダで割ったものを。735円。
ほんとに香りがよく、しかも飲みやすいので気をつけないとグイグイいっちゃいそうな予感。
あっという間に生春巻きが登場。
定番の海老以外にもチャーシューが入っていたり、とにかくお野菜もたっぷり、ぎゅっとつまっています。
それを、甘くてちょい辛なピーナッツソースでいただきます。
う~ん、美味しい!
あっという間に完食。
そうこうしているうちに、青パパイヤサラダと揚げ春巻きが休むまもなくテーブルの上へ。
わ~っ!などと歓声をあげたそばから、またしてもほうれん草とニンニク炒めが!
周りの雰囲気はゆったり流れているのに、テーブルの上だけ忙しく時が流れていきます。
この3品の中でも温かいうちにとまず揚げ春巻きから。
こちらの具材はすり身なのかな~、揚げてあるだけに生野菜の千切りのような食感はなく、もちっとしたものが入っていました。
こちらももちろん美味しかったです。
そしてほうれん草。もう大皿にたっぷりです!
この味付けはなんでしょう?
よく家でやるようなベーコンとのソテーとかではなくて、どことなくアジアン。
美味しいな~。
青パパイヤサラダは以前タイ料理で食べた際にはとっても辛かったので気合を入れて臨んだのですが、拍子抜けするほど全然辛くなかったです。
メンバーの一人も多分辛いかもと思って食べたようなのですが、一口運んだとたん、「これ美味しい」と思わずつぶやいていました。
海老などがお皿の周りをきれいに飾っていて、見た目もそそられました。
この賑やかな卓上が、少しずつ寂しくなってきた頃を見計らって、鶏肉のレモン風味焼きと海鮮春雨炒めがいいタイミングでやってきました。
これまた、たっぷりです。
あまりの多さに、予約をしてくれたメンバーに「今日は4人分で予約してくれたんだよね」と思わず確認してしまいました。
元々鶏肉好きではありますが、このレモン風味焼きは表面は程よい焼き色がついていますが柔らかく、鶏肉をマリネにしてから焼いたのかな、いい味を出していました。
揚げ春巻きや青パパイヤサラダも捨てがたいけれど、この日のナンバーワンに決定しました。
海鮮春雨炒めは、もうみんなお腹いっぱいのようで、手がすぐに伸びず…。
私は気にせずいただきましたが、チャプチェのベトナム味といった具合で、これまた私好みの味でした。
しばらくしてから手を出した時は、春雨がくっつきあってしまっていて面倒なことになったのが残念。
少々もてあまし気味になってきた頃、これまたびっくり!
一人一人どんぶりに入ったフォーが出てきました。
ひとつの大きな丼に入ったフォーを4人で分け合うのだとばかり思っていたのに、もう素晴らしいサービスです。
ただ、先の春雨炒めに力を入れすぎたせいか、もうこのフォーの味がどんなものかもわからないくらいお腹いっぱい。
流し込むようになってしまって、結局食べきれず申し訳ないことをしました。
話もはずんで、いつの間にあったのか、ふと見るとデザートがテーブルの上にありました。
何たる早業!
ココナッツミルクに、黒糖色の寒天のようなものが角切りにされていました。
あーでもないこーでもないと話し合いましたが、お店の方に伺うこともなく結局わからず仕舞い。
これは今になって悔やまれます。
ベトナムからコックさんを連れてきているそうです。
なるほど~、美味しいはずです。
入る前は全く期待できなかったお店でしたが、内装、何よりこのお料理に大満足です。
ランチバイキングもあるようなので、今度はそちらで色々な味を試してみたいですね。
そうそう、ドリンク結局追加したのですが、何だかわかりません。
ココナッツ味ですが、なぜかうす~く青い透明感のあるベトナムのアルコール。
こちらもソーダ割でいただきましたが、香りばかりでこれといった味もせず、イマイチでした。
ベトナム、いいよね~。
昔、香取慎吾君主演の「ドク」というドラマの影響で、安田成美さんみたいにバイクが行きかう道路を渡ってみたいと、最終回を終えた直後にほぼ衝動的にホーチミンを訪れました。
念願かなってドキドキしながら道路を渡り、しかもその光景をカメラにも収めてきました。
ちょうどクリスマスで、旧フランス領であったためか、そのお祝いはとっても華やか。
街を歩くと紙吹雪を巻きながら人が行きかい、テンションがあがったものです。
その頃は日本人旅行者も見受けられず、素顔のままのホーチミンを楽しめました。
ドラマの中ではメコン川が洪水になってドクが帰国することになるのですが、メコン川クルーズでガイドさんにこの川は洪水になったりするのかと尋ねると、そんなことないと笑われたのはとてもショックでした。
今では懐かしい思い出です。
さて、帰り道、メンバーの一人に、ツタヤ並みの韓流ドラマのコレクションがあると知り、今度お借りすることを約束!
こんな身近にこのような方がいたとは…。
これで職場の韓流ナンバーワンの座に返り咲く日が来るかもしれません。 
 
 
 
 
 

 


屋形船

2010-07-05 01:29:53 | グルメ

生まれて初めて屋形船を楽しみました。
といってもお仕事です。
品川は「船清」さんです。

乗り物ゲロッピーなもので、楽しみの中にも不安なものでいっぱいでしたが、ウコンの力の正に力を借りていざ乗船。

結構揺れる? そうでもない?
周りの人が、「やっぱり揺れが少ないね~」と仰るたびに、そうなんだ…と、「そうですね~」。
別の方が、「結構揺れるもんだね~」と仰れば、やっぱり?だよね!とばかり、「そうですね~」。
ここはお仕事ですから、適当に合わせておきましょう。

大事に持って帰ってきたお品書きが消えてしまった!
記憶だけを頼りに記録すると

 ・突き出し…胡麻豆腐だったっけ?
 ・前菜…鴨のロースト、青海苔入り玉子焼き、アナゴのふっくら焼き、アスパラの胡麻和え(だったかな~)
 ・生湯葉の豆乳がけ…お塩をかけていただきます
 ・お刺身の舟盛り…大トロがやっぱ美味ですね。大好きなホタテもあってよろし。
 ・サラダ…水菜ね。
 ・旬素材の揚げたて天ぷら…海老2点、あなご、イカ、かぼちゃ、豆(何度も聞いたのに結局名前忘れた…何だかサボテンみたいと盛り上がった一品)、なすび、あとは忘れました
 ・小鉢…季節の寄席豆腐
 ・御飯物…雑魚が入った酢飯でした
 ・お漬物
 ・茶そば
 ・水菓子(季節のフルーツ)…メロンでした

とにかく量が多いのよ~。
最初は美味しいですねを連発していただいていたけれど、もう無理~。
天ぷらも最初は揚げたて熱々で美味しかったけれど、最後はもう味がわかんない。
無理やり口に放り込んでる感じ。
もう限界のところでアナゴが出されて、ショックだった…。
しかも、おもむろにお持ちかえりようのパックが配られ始めて、それならこんなに無理しなきゃよかったよ、トホホ。

そうそう、天ぷらといえば、天つゆ(大根おろし添え)でいただくのと、お塩(天然塩、抹茶、ゆかりの3種)でいただくようにとそれぞれ用意してあったのですが、よくわかっていない天然坊やがお塩もたっぷり、さらにそれをいわゆるつゆダクでいただいているのを見た瞬間、時が止まってしまいました。
無知ほど怖いものはない。

あと、カラオケ。
うまい人や盛りあげようと頑張っている人の歌声はそれなりに心にしみますが、下手な人が身の程をわきまえず勘違いして歌っているのはいただけないですね~。
あの人あんなに下手なんだと認識するにとどまらす、早く終わってくれ~と嫌悪感さえ抱きます。
そういう人に限って、やけに長い曲を選曲するものです。

お仕事だからね~。
それなりに楽しかったけれど、もう十分堪能したという感じです。

隅田川のお魚さんたちに餌をあげることにならなくてよかったです。合掌。