いつものスキー部の準備体操をして、
富士山富士宮口五合目のルートマップ前で記念撮影。
そこから階段を上がり、富士山表口五合目標高2400mと掲げられた看板前で
富士山をバックにまた記念撮影。
観光の方のシャッター押しにリーダーが駆り出されたので、
一人先に歩き始めたのが9:13。
でもあっという間に追いつかれ、
そしてあっという間に六合目のトイレタイム。
六合目からは岩場多め、
JKの足腰の強さ、軽やかな歩みに後ろから釘付けになる。
そして、新七合目にたどり着く前に広がる、
赤と黄との背の低い植物(名前は何だろう?)の一面の黄葉が素晴らしくて
この景色を拝めただけでも来た甲斐があったというものだ。
写活休憩となった9:50、アクエリアスを飲んで一息つきながら、
一人半袖になる。
新七合目御来光山荘に10:15着。さん速いですよ!と迎えられる。
気づくとこの頃には雲の上。
相変わらずの曇天で霞がかった景色しか見られないけれど、
先の黄葉が広がり、
宝永山の山肌の赤から茶へと変化するグラデーションが素晴らしくて
ずっと見ていたい景色だった。
10:27に山荘を後にして、元祖七合目山口山荘に11:09着。
先に二人が小屋に着き、私を待ち構えるというパターン。
風も強くなってきて、
久し振りの耳当て付きの寒い日用の登山帽のつばが顔を覆い、
強烈なストレスを感じながら登る。
山口山山荘でアクエリアスを飲み、そして二人より先に歩き始めた11:09。
歩き続けてるのに寒くなってくる不思議。気温が下がっているんだなぁ。
半袖の人は私ひとりになってしまったけれど、
ノーザックにクロックス、薄着でズボンのポッケに手を突っ込んで登っているグループあり。
途中座り込んで休憩を取られるので、そのグループと九合目あたりまで
抜いたり抜かれたりしながらの登山となる。
思いつきで登山道に入り込んだ挙げ句、
もっと行ってみる?もう少し?!の勢いで登っているのではないだろうか。
下山の方とすれ違うと聞こえてくる「クロックスって…」の声。
装備無しでどうかと思いながらも、
あのグループに登頂できるならと闘志燃える。
八合目池田館11:41着。確かここで少しおにぎりを食べたような…。
ウィンドブレーカーを羽織り、手袋をして、
ストレスしか感じない帽子は止める。
でも寒さで耳がちぎれたら~?!とあり得ない想像をして、
ここは旅の恥はかきすてとばかり、バフを頭から被って顔だけ出すもじもじ君スタイルで。
二人に笑われるかと思いきや、リーダーは真面目な顔でJKに
バフはこういう使い方もできるんですよ。ひとつ持っていないとねと解説。
アクエリアスは2本目に突入済み。
そうそう、今回デビューのグレゴリーのザックは見た目は大きいかもだけど
もう体の一部のようで、背負っている感覚がない優れものだった。
ただいつものとの違い、難点は、外ポケットに入れたペットボトルが
私には高い位置過ぎて、背負ったまま取れなかったこと。
ふっと立ち止まって気軽に水分補給ができなかったのは辛かった。
これも水分が足りなくなってしまった理由のひとつ。