入笠山で1輪だけ見たレンゲショウマ
インスタにアップしたところ、
友人が御岳山でレンゲショウマまつりがあるから行かない?と誘ってくれた。
かしまし4人組で電車、バス、ケーブルカー、
そして、体力に自信がないというメンバーもいたので
リフトも使ってレンゲショウマの群生地へ
ここに至るまで、山登りに興味があって好きなだけなのに
山に詳しいと勝手に思い込まれているようで
装備などを教えてと言われ、異常に緊張した日々を過ごすことになる
水分は350mlの水筒だけで大丈夫?
寒さ対策は必要?
長袖長ズボン? リュックがいいの?
どのくらい時間かかる?
私自身登ったことない御岳山
ロックガーデンまで足を運ぶのかと思ったら、
そこまで行く自信がないと、レンゲショウマを楽しんで
余裕があったら山頂の武蔵御嶽神社まででとなる。
リフトで上がったところから広がるレンゲショウマの群生。
まだまだこれからの感も否めなかったが
森の妖精と言われるだけあって、
コロンとしたまん丸の蕾といい花開いた時のうつむき加減、
清楚な花姿が一面に広がる様に魅了される
レンゲショウマの傍に咲くように花咲くのは
入笠山で学んだツリガネニンジンかと思ったらソバナ。
トチバニンジンの鮮やかな赤い実や
キバナアキギリ、ホトトギスなども見られ、
嬉しいお花見、フォトハイク
こんなにお花の名前がわかるのも、
ビジターセンターのスタッフさんがいらしたお陰
花々につられて山道を降りていき、
あ~これはリフトに乗らず、登りながら見ればよかったんだねと
またリフト乗り場まで山道を登り、武蔵御嶽神社へと向かう
参道を行くのかとばかり思っていたが
リフトからだと山道を行くことに。
ビジターセンターあたりで参道に合流。
風情のある馬場家恩師住宅・御師集落辺りはアップダウンと
暑さで結構バテバテ
いくつもの階段を上っていくと神社に到着。
美しい紅い神社に、振り返るとおいぬさま越しの景色は絶景
神社奥の山頂は肌に感じる気が涼しくて、
パワースポットであることを実感。
クロアゲハもひらひら舞い、神様の遣いであること、
神様が来訪を歓迎してくれているしるしと
メンバーから教えてもらい嬉しく有難い気持ちになる。
そういえば神社に向かう階段の中腹、
可愛いわんちゃんの石のベンチ付近下に
一箇所だけ鬼が顔をのぞかせている段があった。
単なる遊び心なのか、とっても気になるところ。
友人が後日調べてくれたところによると、
天邪鬼(あまのじゃく)だそうで、
これを踏むことで邪気を払うらしい。
相変わらずレンゲショウマを見つけては撮影を続け、
神聖な気をたっぷり浴びたあと紅葉屋に向けて来た道を戻る。
ちょうどお蕎麦が切れてしまったと打ち立てのくるみ蕎麦をいただく。
甘いくるみの蕎麦つゆに舌鼓
窓から見える風景も自然が広がってほっとするひととき。
既に14時を回り、帰りの時間が気になり始める。
来た道を引き返す
東馬場で帰りお茶もしようね!などと言っていたのに
そんな時間もなく、既にみんな忘れて歩く。
リフトに乗らなければ、もしかしたらこの山道登らなくてもいいのでは?
と気づいたのも時既に遅し
参道から外れ、リフト乗り場に着くと登山客は誰もいなかった。
リフトにケーブル、バスと乗り継ぎ、御嶽駅に着く前に
ちょっと行くと御岳渓谷だから寄っていかない?と。
みんな二つ返事で行く行く
カヌーをしている人、釣り糸を垂れる人
対岸にはキャンプでまったりの人、
そして、上流からはラフティングチームが流れてきて
川遊びをほんのちょっぴりのみんなが満喫していた。
私たちおばさんずも裸足になってちゃぷちゃぷ
ひんやり冷たすぎるくらい
足湯ならぬ足水で、疲労回復となった。
何だか旅行している気分ねと、みんな笑顔笑顔
帰りの電車は人身事故で面倒なことになったけれど
それもまた旅の思い出
覚書きに持ち寄った行動食。
凍らせたこんにゃくゼリー・チーズおかき・芋パン
虎屋の一口羊羹・かりんとう・あられ・コーヒー飴
キャラメルビスケット・梅シート
みんな登山しないなんて言いながら考えられたラインナップ!
は陣馬山に連れて行ってもらった山ガールさんを思い出して
パティシエ・ジュン・ホンマのピスタチオのフィナンシェ
凍らせたシャインマスカット・㏌塩分プラスタブレット
そして、凍らせたソルティイチのパウチ(これが重かった)
あ~、楽しかったなぁ 2020.8.20