せっかく早く帰って来たけど、眠すぎる。
なんだか授業で、
「この色でいいですか?」と、とにかく質問してくる生徒が多くて辟易。
いいも悪いも、それは自分で判断すればいいんだよー。
仕方ないから配色カードを持ってきて、
いくつか色を提示して色を塗っていない部分にカードを当ててみて、
周囲の色とのバランスを自分で見させて、選ばせる。
せめて自分が選ぶものに自信を持って欲しいなあ。
評価する人の顔色を伺っている。美術に評価、やっぱりいらないと思う。
とはいえ、楽しいだけじゃダメだし、難しすぎると生徒が凹むし。
どういう風に生徒を育てたいか、もう一回考え直す必要はあるのかも。
自分の表現に自信が持てるように支援してるつもりだけど、
あんまりできてない気がする。あんまり子どもの今をわかってないのかな。
これは指導者が悪いよね、さまざま反省。。。。
今日は3年のみテスト中なので、授業は極端に少なく、職員室でお仕事。
その間、同僚が「最近、何か映画見た?」と話しかけて来た。
試験が出来上がっている先生たちは余裕。
(しかしそうでない先生は、今日はたぶん徹夜組。)
そういえば最近みてないなーというと、同僚は「テルマエ・ロマエ」が面白かった!
と言っていた。阿部さんのお風呂のやつかー。
阿部さんが出るのは面白いから観たいなあと思いつつ、家でYahooの映画情報をみてたら、
「籠の中の乙女」という映画が出ていた。2009年のギリシャ映画らしい。
世の中を知らず、家の中だけで生きていた子どもたち。
親は外の世界に関する知識を子どもには全く与えない。
それでも幸せに穏やかに暮らしていた家族の中に、
外部から一人の女性が入って来たことによって、様々な歪みが露呈していく話みたい。
ちなみにR-18指定。
昔、萩尾望都さんの漫画にこういうのあったなあ。
子どもと家族、社会との関わりっていうのに興味がかなり昔からあった。
文学部時代には、家族問題をテーマにした文章を何度か書いた。
自分の悩みと学問が繋がっていた。解決はしなかったけど・・。
極端な場合の話ではあるけど、社会との接点を失った人間って、どうなるんだろ。
もちろん映画はフィクションだけど、すごく興味ある。
観たい。
ちょっと、というか結構怖そうだけど・・・・。
子ども、というか人間全般に興味ある。
人間は奥が深いから、覗き込むとえらく怖いものまでみてしまうんだろうね。
・・・・でもみたい(^^)。