しずくな日記

書きたいなあと思ったときにぽつぽつと、しずくのように書いてます。

気になる気になる

2012-12-16 17:01:13 | 日記
投票に行って来た。
昨日と違ってうららか。選挙日和。
選挙には午前中に行こうと思って、
普段はやる日曜午前の部活もOFFにしたけど、
結局10時まで寝ていた・・・12時間以上目覚めずに寝てた。
入試相談、どれだけ自分が緊張してたかがよくわかった。


そういえば昨日、神奈川僻地巡り(失礼!)の入試相談で高校巡りをしてた時、
携帯に見知らぬ番号から電話がかかってきた。
電車内だったから出るのをためらったけど、
進路関係のことだったらと思って、途中駅に降りて電話に出た。

なんと、教職員組合の人から「選挙、〇〇党にぜひお願いします!」
のお願いの電話だった。
これってありなの??? 
教職員って、選挙活動一切ダメなんじゃ・・・。

まあ、そこの党にはぜったーいに入れないけど、
と思いながらも、
休みの日にわざわざ電話をかけてきた女性の労を思い、
普通に対応して電話を切った。



お昼くらいに行った投票所では、年配の人ばかりで結構心配になった。
若い人、行ってよね。自分たちの未来が左右される。
例えば徴兵されて戦争に行くことになっても、
選挙行かなかった人には文句を言う資格もない。

張り出してあった用紙に依ると、
11時現在の投票率は、私の住んでる地区ではなんと9%だったらしい。
前回の選挙の同じ時刻帯では19%だったというから、いくら寒くてもねー。。。
ちょっとね。これはない。

この、戦前のような雰囲気の日本、ほっておいたらどうなるかわかんない。
歴史は繰り返すから、怖いな。
みんな、どの党に入れたんだろうな。

・・・あの党に入れるのだけは、あり得ないと思うけど。



うちにはテレビがないから、選挙速報を見れない。
ネットで細かくチェックするかな。

本を読みながら、日本の未来を占う選挙を注視してます。

神奈川僻地めぐりの旅

2012-12-16 16:58:56 | 日記



おとついの入試相談では、最初の近所の高校二校は比較的、街なかにあるので楽だった。
それにしても朝早くから高校の職員の方は大変だ。
今日の選挙だってそうだ。裏で支えるスタッフさんは大変なのだ。


一番最初に行った高校では、待ち合い室には、な、なんと温かいコーヒーが!!
これは嬉しい心遣い!

二番目に行った大学付属の女子校では、
小さな袋に一口サイズのお菓子の詰め合わせをくださった。
これまた女子校らしい細やかな心配り。
入試相談は神経使って疲れるから、一口お菓子は嬉しい。
三校目に行くまでのバス停で、一口お菓子をぱくっと食べる。

三校目あたりから小雨が降って来た。突如、気温がぐっと下がる。
しかも待ってもバスが来ないから、諦めてタクシーで目的の高校へ。
このあたりの高校から、神奈川僻地巡りがスタート。
なんとも寂しい場所にあった。
しかも受付でもらった札には「119番」の文字??
そんなに待ってんの・・・・?
入試相談には3年前に初めて三年担任になったときに行ったのがやはり初めてだった。
長くても10分以内には自分の順番が回って来たけど、一体これはどうしたことか。

なんとそこから1時間以上待った。
しかも40分くらいまで、順番が全く動かなかった。
満杯の待合室(というか普通の教室)に入れられて、じーっと待っていた。
待ち合い室はそこだけじゃなかったようで、どれだけ人を待たせてるんだ・・・と、
気の長い私でさえ焦った。待つことをキャンセルして、別の学校に先に行きます!
と切れ気味に出て行く先生まで現れる始末。
これは、この高校の準備ミスか・・。

横浜では3年職員が手分けしていく入試相談だけど、
やたら年配の先生が多くてこれにも焦る。雰囲気がものすごくフォーマル。

昨日、Twitterで他市の先生がおっしゃっていたことで納得がいった。
管理職の先生だけが入試相談に行くというところもあるそうだ。
むしろそういう地区の方が多いのかもしれない、そんな感じだった。

正確には1時間15分待って、やっと自分の番号が呼ばれた。
呼ぶ時に係の若い職員の人が、
「119番のお客様・・・」と言ったあとはっとして、「先生」と訂正した。
バツが悪そうな顔をしてた。
まあ、実質、「お客様」なんだろう。

で、ここからも長かった。

この高校はだいたい成績がオール「2」かちょっと「3」があるくらいの子が毎年受験する。
正直、絶対評価なんだし、
中学で普通に過ごしていたら、大抵「3」はもらえるだろう。
「2」があるということは、何か問題があるのでは、と判断される。
高校側も、どんな子どもなのかを根掘り葉掘り聞いて来た。
普段の生活態度は?性格は?部活の取り組み状況は?などなど。
欠席理由書も担任の先生の苦労の跡が偲ばれた。

「・・・6日間、おじいさまは随分体調が悪かったようですね・・。」
というつっこみにも耐える。

いい成績の生徒が受験する学校の入試相談は、
本当にただ書類を出すだけくらいでいい。
成績が人格ですら保証しているという厳しい現実を目の当たりにする。

できるだけ生徒のいいところをピックアップして売り込む。
なんとか大丈夫そうだった。

帰りはなんと、学校の車で駅まで送迎していただいた。
こんなのも初めてだった。

車の中で、高校の職員の方が、
「大変お待たせしてしまって、申し訳ありませんでした。
こんなに人が集まったのは初めてで、ものすごく驚いています。」とおっしゃっていた。

神奈川の公立受験システムの変更が、ここまで影響してるらしかった。



四校目からはほんとの僻地。なかなか来ないバス。
そしてバスを降りた後も寂しい山道のようなところを歩くこと10分ほど。
ちらほらと痴漢注意の看板が・・・・絶対出そうだ。
昼間ですら薄暗い道、茂み。なんでこんなところが通学路。
ここは女の子には絶対に行かせたくない。
ただ、学校のレベル自体は高い。けどなー。。。。
帰りはタクシーを呼ぼうかなと思ってたら、運良くバスが来たので乗る。

ここは、担当の年配の職員が、
女性で経験の浅い私を蔑むようなところが見え隠れしてむかむかした。
来てた他の中学の先生たちがみな管理職レベルの男性だったからだろうけど。
前時代的だね。ここ、ほんとうの田舎だわ・・・。
違う意味でも女の子には行かせたくない学校として私の中に登録される。


五校目、小田急江ノ島線終点近くまでの旅。
大学併設の大規模で美しい学校。やっぱり高校はきれいな方がいいな。
ここは駅から降りてすぐ。
ここでは、オール5に近い生徒が推薦で受験することもあって、
担当の方に「こんなにいい成績の生徒さんがいらっしゃるなんて!」と驚かれた。
自分のことじゃないけど、鼻高々!
たしかに真面目で良い生徒だから、高校に入ってもきっと活躍するだろう。


神奈川僻地巡りの旅で、私が思ったことは、
やっぱり都会の学校で、校舎ができるだけきれいなところがいいなーってことだった(笑)。
とにかく、交通の便が悪くて、うら寂しいのは嫌だ。
綺麗じゃないのも、監獄みたいで嫌だった。

とりあえず、入試相談の8割が終了。残りは月・火で。
これでみんな高校生にはなることが確定したよ。


でも生徒のみんな、公立は自分の力で行くんだからね!!