父の友人が地方から上京して来ています。
この上京に合わせて会いましょう、
という約束を父が友人としていました。
たまたまその電話がかかってきたときに居合わせて、
約束をするのを聞いていましたが、
やはり以前と様子が違うなぁと感じるところがあったのでしょう。
待ち合わせは中華と言っても、中華街ではなく
駅から近い場所を選んでくださいました。
電話の時にやっぱり不安だったのでしょう。
丁寧なお手紙もくださいました。
明日が待ち合わせで、
たまたま向こうからの電話を父が取り損ね、
折り返しの電話が掛けられなかったものだから、
私が着信履歴からかけてあげたのですが、
相手の方が続けてお話しくださるので、
そのまま私と会話することになりました。
その中で、横浜駅が数年前とは大きく変わっているので、という話や
東京駅の変化の話、色々な路線の乗り入れの話等々、
それから、待ち合わせのお店の話などの話にもなり、
あと、私が一緒には行けないので、母が一緒に行くこと、
近くには座っているけど、
話は父と友人と友人もう一人の３人でするよう、
母は同じテーブルに座らないこと等のお話もしたので、
帰りはどこかの駅まで送りましょうかと言ってくださったけれど、
母にあとは預けて下されば大丈夫というところまででお話を終えました。
友人との電話の受け答えはなんとなく嚙み合っているようだったのだけど、
日にちや時間を相手が言っても、それをメモできない、
そんなところまで相手が手に取るように（実際は電話口で見えませんが）
見えてしまったのではないかなと思いました。
父の場合は心臓が悪いので利尿剤を処方されていますが、
最近気温や湿度が高い時があったりすると汗をかくことで、
一気に電解質や水分コントロールが上手くいかなくなって
熱中症のようになってしまいます。
それもあって利尿剤の量などをお医者さんと相談しながら
ここ２週間ほど調整してきたのでした。
カッコつけて、体調がよく元気に見せたい父ですが、
相手には分かっていますよ。
だって、85を過ぎて、どこも悪くない、なんて人いないですよ。
だれでもどこか悪いところがあるもの。
それを隠してよく見せようとしたって、
どこかでボロが出てバレるもの。
父が思っているほど、
電話口の会話だって隠せていないんです。
とにかく明日、無事に友人との
楽しい時間が過ごせるといいなと思っています。
とにかく父が今の体調がいい状態を過信してわがままを言わず、
あまり母がガミガミ言わなくてすむといいなぁ…。
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