レシピの書き方講座に参加してきました♪

9月10日(金)午後に開催された
「レシピの書き方講座」に参加してきました♪

特に将来レシピを作る人になろうとか、レシピを校正する人になろう
なんて言うことを思っているわけではないのですが、
今まで、自己流で書いてきて、言葉などは選んで書いているつもりだけど、
独りよがりになっているのではないか...
とも思い、せっかくのチャンスなのでと参加しました。

会社員として勤めているときにはメールなどでやり取りをするときに
何度か読み返して意味を間違って受け取られないように気にしたりもしましたが、
実はそういうビジネスメールとはちょっと違うコツやルールがあるみたい。

そんなこんなを、最初は「レシピの書き方」という本を使って、
そして後半は実際の私たちのブログに書いたレシピを使って
色々教えてくださいました。


講師を務めてくださった藤村秀子さんは、
長い期間、さまざまな料理関連の本や雑誌のレシピを校正されています。



大抵校正は一人でするのではなく何人かでグループ作業を行うようです。
そして、そのグループ作業を一緒にされている方々で作られたのが、
下記の本です。

	レシピの書き方
	レシピ校正者の会
	実業之日本社

一緒にこの本を編集された、
風間倫子先生もレシピ校正歴は長いそうです。


実は、レシピはこう書かなくてはいけないという
業界のルールがあるわけではなく、
各社、各雑誌ごとの媒体ごとにルールがあるのだそう。

でも、ブログでの書き方にはルールがないので、
好きな書き方で書いていいこと、
でも、何度か書いていくうちに自分が書きやすい
ルールが見つかるはずなので、
そこで初めてルールを決めたらいいでしょうということでした。


ただし、今までの経験から次のようなことが言えるそうです。

・一度読んで材料や作り方がほとんど理解出来て頭に入ってしまう方がよい。
　（分からない時に見返すくらいがいい）

・特別な材料は、代替品も示してあると親切。

・余熱と予熱など、似た音だけれども意味の違う言葉は間違えずに使うこと。

・単位は今はccではなく、mlなどのメートル法を使うこと。

・豆腐などは昔と違って色々な大きさがあるので、gや体積などの具体的な量を併記するとよい。

・第三者の目で見返してみることが大切であること。

・料理名は魅力的なキャッチフレーズがある方がよい。

特に、最後の料理名については、
雑誌は料理名の前に1行キャッチフレーズが入ることが多いので、
料理名は短いが、ブログはそれがないので、
長い名前でもかまわないと考えているそうです。


また、曖昧な言葉や印象の悪い言葉は使わないことを心がけた方がよいそうです。


写真撮影についても、編集担当者の方から、
普段カメラマンと一緒に仕事をされていての参考になるお話を、
giorniの中のお料理の写真を例として話してくださいました。

特にお料理の写真ではフラッシュはOFFで。
たまに思いっきり白浮きした写真を見かけることがありますが、
あ～、残念って思うのです。


ちなみにレシピの書き方の本の中には、似ているけど違う言葉の使い方、
ちゃんとした材料の名称などが書いてあり、迷った時に使えそう。

スナックエンドウだと思ったら、
スナップエンドウが正しいとか知ってました？

また、この本の中には写真を撮るときの参考になることも
まとめて載っているので参考になりそうです。


実は、お料理を仕事にしている人の方が（特に有名なシェフとか）、
レシピを書くということに向いていない人が多い～とか...

もう味を身体で覚えてしまっているけれども
その味付けなどを教えることが仕事ではないので、
人には教えられない、教えたくないというものが、
無意識に働くのかもしれませんね。^^

後半、参加した9人のレシピそれぞれを添削していただき、
注意点などを教えていただきました。

私は講座に応募した時に書いていた、
信州はくさいと厚揚げの簡単春巻きをレビューしていただきました。

やはり、時間がなくて慌てて上げたこともあって、
ちょっと雑だったところがしっかり指摘されていました...^^;





最後はちょっとかけ足になってしまったのですが、
私にとっては第三者の目とはどういうものかということを
正しく理解し意識する助けになりました。


お忙しい時間の中、色々と教えてくださった、
実際に校正をされる先生方や編集者、ライターの方、
実業之日本社さん、そして、
こんな滅多にないチャンスを作って下さったレシピブログさん、
Attendしてくださった久永さん、どうもありがとうございました。



それから、ちょっと独りよがりで分かりづらい、
なんちゃってレシピを書いていたりする私の
つたないブログに来てくださっているみなさん、
どうもありがとうございます。感謝です。

今回の講座を参考に、もうちょっとわかりやすく
レシピが書けるようになればいいな～と思っています。

これからもよろしくお願いします♪





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