削りだし製作したキャリパーサポートで対応しなければ!
パフォーマンスマシーン製のキャリパーを付けたければ金銭面での覚悟が必要でしょう。
他のキャリパーでも同じ、専用のアフターマーケット製のキャリパーサポートが売っていなければ作るしかありません。
フロントフォークがスペシャルならまた、それに合わせなければなりません。
ストリートで使うなら保安基準に適合していなければなりません。
レーサーならこういった物を作る事で対応できます。
角材から半面を削りました。
ここまでの寸法取りにもの凄い時間と労力を使います。
最近話題の3Dプリンター、数年前から目を付けていましたが、元となる物がなければ話になりません。
データを作る事になります。
当店のパソコンにライノが入っていますが、使いこなすには相当な時間が必要です。
裏面です。
エンドミールも数種必要です。
キャリパーにドンピ!
材質も吟味しなければなりません。
以前ブレーキメーカーの人と話をした時驚いたのですが、2ピースのキャリパーでサーキットなどの過酷な状況で使っているとキャリパーあわせ部が捩れるそうです。
サポートも同様、捩れるので確りした材料から削り出した物が理想となります。
最近の純正キャリパーなどはモノブロック、MOTO GPなどで使われるとレスポンス良く市販車にフィードバックしてくれます。
削りだしキャリパーとなると高価!
キャリパーといえばブレンボを付けるとカッコいい、という感じですが、
ブレーキに関して何も考えたくなければロッキード付けとけば何も問題なし!と、言われた事があります。
材質でしょうか、勇気があれば是非試して下さい。サンダーを当てるのです!なんと大胆な!
鉄でも削っているような火花がでます。
ロッキードだけは別格に高価ですが、ブレンボも最高峰を買えば変わらないでしょうけど、
ブレンボのタッチが好きなんだ!
マスターシリンダーとの対比を計算された方か、たまたま合ってしまったのか、
後者であれば、次はそう上手く行くとは限りません。
プロに相談すると言う手があります。
最近はアジア産ブレンボが安く出回っていますが、安いのではなく、その価格の性能でしかないと思ってます。
ホームセンターや大型家電などでのアシストサイクル車、限定車などと付くと荷台やステーが鉄になっています。
電気製品も同じ、カタログ品番が違っていたら物が違います。
勿論メーカーカタログにも出ていません。それなりの価値の物を買っている訳です。
ブレーキに関して、私も苦しんだ事数回、ノーマルキャリパーの方がタッチ、効き、共に良かった事が多々あります。
ブレーキトラブルだけは避けたい物です。
押した時、重くブレーキが引きずっているとフェードして危険すよ!
たまには、ジャッキアップしてホイルを回転させてみましょう!
引きずってたらバイク屋さんにGO !