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ワイドオープン!全速全開!はオートシフターあってこそ?

2012年11月02日 | サーキット

フルスロットル全開のままシフトアップ!そんなテクニックがある訳ありません。
しかし、これが付いていたなら話は違います。

 ミックドゥーハンは勘違いしていたのでしょう。外したらコンマ5秒遅かったそうです。

  オートシフターはこれだけでは機能しません。ストリートバイクに付けるにはサブコンが必要、当社で係わりつずけて10数年になります。

  イタリアDIM SPORTS社のメーカーウェブサイトに日本のプロショップ店としてHIROKAWA MOTORSとクレジットされていますが、機能多才で理解するのに十分な時間が必要でした。

 オプションも充実しているので、取り付け後バランスさせるのにパソコンとニラメッコ状態がつずきます。

  点火タイミングを変更したマップに燃料の噴射マップを書き換えて行きます。

  純正のコンピューターは燃費も考慮した上でマッピングしています。それと同時にアクセルを2段階に分けて開けさせるようになってますので、自分のバイクでロー発進の時アクセルに注目しているとよくわかる筈です。

  シフトアップ時アクセル開け始めの時のドン付きも、解消できます。最近のバイクではFZ-1を試乗した時、
驚く程のドン付きを感じました。アクセルを開ける度に神経を使いとっても疲れました。

  インジェクションになり乗らなくてもバッテリーが正常なら直ぐにエンジンがかかるようになりましたが、操作のしやすさでは、キャブレターにかなうもの無しです。

 元々はトマトの缶摘から始まったキャブですが、最新の電子制御が歴史あるキャブレターに近ずけようと、メーカーのエンジニアが苦労しています。可変ファンネルまで登場し吸気の流速までコントロールしています。

 スロットルを戻した時の燃料が少ないために起こるドン付きとエンジンブレーキの不自然な掛かり具合を解消するだけで、疲れずスムーズな走行が出来るようになります。(特に社外マフラーの変更をされた方は混合気が薄くなり、より症状が悪化します。)

  スポーツ走行でもアクセルの開けやすさと滑らかなエンジンブレーキで、調律されたバイクになるでしょう。

 色々な特性の悩みを抱えたオーナーからの要望を反映しながらセッティングしていきますが、

マフラーをアフターマーケッット製に交換しただけなら、リーズナブルな燃調だけのRAPIT BIKE EASY、3万前後で取り付けできますが、

点火マップも変更、特性を変更し、オートシフターもと考えている方は10万前後で装着出来ますよ!

  セッティングはパソコンでしますが、ブルートゥース無線で更新も出来ます。(オプション)素晴らしい!

  脱線しますが、無線といえばこの話を思い出します。

  デジタルタイヤゲージモニター(無線)を付けて耐久レースに出場した時、空気圧が異常に高くスタッフに抜くよう指示しました。

  決勝直前に見ると変わっていません!怒鳴りつけたものの、スタッフは見ました!と

、 なんと、近くに置いてあったスペアータイヤの方にセンサーが付いていたのです。いくら抜いても変わるはずがありません。

  しらけムードでスタートしたレースとなりましたが、今だ飲みに行くとこの話で笑い転げます。無線は時としてアッパレな事をしますね。
  

  それと、このサブコン本体は車両を選ばず装着できるので、バイクを買い直しても、使えますので無駄になりません。

  バイクの性格が変わり違うバイクに乗っているようで、又、自分のバイクに惚れ直す事でしょう。













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