やっと高尾山を脱出してみました!
高尾山は行くところどころに茶店,ずいぶんと華やかな山だったということが,地味な扇山と百蔵山と行ってみてよく分かりました。
さて,まず高尾で乗り換えたJRの列車は山列車。しっかりとハイカーになった気で嬉しい気も。。。
今回は犬目のバス停から登りました。四方津から歩かなくて本当によかったと思います。これを歩いていたら,陣馬高原下から和田峠よりももっと悲惨なことになっていたと思います。というのも,和田峠の場合は一応,山の中のバス道でしたから周りは緑でしたが,こちらは普通のバス道(?)ですから。これからもやはり登山口までは極力バスで行こうと思いました。
バスには団体さんが10数人くらい乗っていましたが,その人たちよりも先に登山道に入ってしまうと扇山までは誰にも会いませんでした。山頂も5人くらいでひっそり!
登山口入って10分くらいで,ん?と思う左右への道が出てきますが,じっくり踏み跡を見て,左。・・・で正解。
そして扇山に到着。
かろうじて,富士山ぱしゃり。結構きれいに見えました。
写真では,うっすらと見えますか?
扇山を越えてからの下りは結構,急。
道は,落ち葉いっぱいだったので濡れると滑りそうですね。
そして百蔵山へ移動。この間は,ぱらぱらと向こうから来る人とすれ違いました。
百蔵山の手前も2つほど迷い道がありましたが,どちらも左を選んでしばらくしたら急な登り坂が始まりました。
迷った道のひとつはは5mくらいで木が倒れていたので,こちらじゃないのかなあと一度戻りもしたのですが,もう一回行ってみるとすぐにしっかりと先に道が続いており,やはりこちらだろうと。しばらくして向こうから人が来たのでほっとしました。
百蔵山到着。
女性2人組,男性1人が休んでいただけで,片方だけの見晴らしだったせいか,さらに一層地味な山頂に少しびっくり。
そこからは淡々と下りて行きました。ここからは分かり易い一本道ですが,急な所もあり。ただひたすら下りるという感じでした。
途中水場がありました。
今回は,落ち葉を「じゃくじゃく」踏んで,かき分けて進んでいくのがとても楽しかったです。高尾山とは違う様相に驚きましたが,こっちが普通なのかな。
バス停でしゃべった団体のおじさまたちも「もう高尾山は山じゃないからなあ」と話していましたから。
茶屋がない分,しっかりと水を持っていったのと,防寒着,プラス大きなザックでその分の負荷は大きかったかも知れませんが,はい,無事下山でよかったです。
陣馬,高尾に何度か行ってなければ,今回の急坂には結構面喰って,泣きそうになっていたかもしれませんが,徐々に気持ち的には慣れてきたようです。
進歩ですね!?田部井さんの「ルーさん,一歩ずつ一歩ずつですよ~。それを重ねればいつかは着きます!」を思い出しながら,一歩一歩進みました。
今回はほぼひとりで歩くところばかりだったので,買ったばかりのクマ鈴を鳴らしながら歩きましたが,うなされそうです(笑)
ザックの使い心地については,もう少し様子を見て・・・。