発表会後の練習。
まず先生からは「あんなに肩や腕に力が入っていた割りに、よく最後まで弾ききりましたね!」
「間違えても止まらないで弾けるのは長くやっているから身に付いた技術!」
「皆さんちゃんと聴きいってましたよ」
「ミスっていっても私しか分からないですよ」(ってさすがにそんなことはないはずなんだけど…
)
本当に私の先生は褒め上手です
。
そして、私も歳をとる過程で、こういうのを素直に有り難く受け止める図太さを身に付けてしまいましたよ
。
よく大人のピアノ再開は、以前弾けたものが弾けなくなっていることへのイライラ
との闘いなんて聞くのですが、30数年ぶりのレッスンの割りには、いや昔過ぎて記憶がないからか、私には「前はもっと弾けたのに~」っていう感覚がありません。
数年に何回かは思い立ったようにポロポロとpopsとかジブリとかを弾いたりしていたのがよかったのか???
それとも元々大して弾けてないからなのか???
これまでレッスンに通いだして10ヶ月ですが、
既に以前と同じくらいのものを弾いていると思います。
最後の発表会が初ショパンで華麗なる大円舞曲
だったような・・・(これも全部弾いたのかどうか???)、
今なんとかそれにチャレンジ中
。
まあ当時のこの曲も、発表会だから少し背伸びだったはずです。
そもそも私のピアノ歴は、
3歳半で始めて、中学受験で中断。
中学で再開するも、ほとんど家では練習せず、先生の前で初見
!の連続。
中2で軽音楽部に入ったのでpopsばかり弾いていて、
あれ?そう思うと日頃から結構グランドピアノを普通に弾いてたんだなぁと初めて思い出しました。
そして、レッスンは高校に入る頃で終わっています。
ピアノは高校二年まで触ってるけど、クラシックはほぼ小学校までしか真面目にやってなくて、
教本はソナチネ終わってソナタ数曲で止まってます。
元々凄い曲が弾けてたわけでもないので、過去と比べるほどでもないんですよね。
だけど、何せ部活でピアノ弾いてたので、高2まで、ピアノだけはかなりの時間弾いているっていう変わったピアノ歴です。
おまけに、再開後は「趣味のピアノ、仕事以外のことに集中するための時間!」と割りきっているので、好きなものが楽しく弾ければ良し
という私の考えを、おそらく先生もよく理解してくださっているような気がします。
調合に沢山色がつけてあっても今のところさすがに大人だからか、怒られてません(笑)。決して良いことではないけど、これで沢山シャープやフラットのある曲もチャレンジできてます。
勿論、「好きなもの」を弾くのに必要なこと、
そして「好きなもの」を素敵に弾くために必要なことは指の形から丁寧に教えてくださいます。
特に小さいときにソナチネ中心でほぼ古典しか弾いてない私は、ぱらぱらと音階を上がったり下がったり、装飾音
を軽く弾くのが下手くそ。
でも大好きなショパン
を弾くにはこれが必須ってことで、スケールをパラパラとさざ波のように、そよ風に葉っぱが揺れるように弾けるように教えていただいてます。
粒を揃えて弾くこと、和音は比較的得意ですが、このパラパラって感じや、ショパンに多い左手と右手のリズム、拍数が違うのとか、フレーズの間に空気感入れるのがとにかく下手くそですね。でもこれも練習あるのみ、頑張ってます。
今ホントにピアノ楽しくて
、
小さいとき
からピアノを習わせてくれた両親、
音符の読み方から教えてくださった小さい頃のピアノの先生(お会いしたいなぁ
)、
そして今教えてえ下さっている先生にホントに感謝です
。