Strawberryな生活

気になったことや,お気に入りのものなど,生活のメモとしてブログに残してみることにしました♪

ワルツop.64-2:ソフトペダルデビューと後ろアクセント

2016年04月17日 | ピアノ
4月1回目のレッスンの続き。
ワルツop.64-2
早くなるソラソファレシ、ソラソファミドの繰り返し部分のピアニッシモで、
私 「ここ、左のペダル使おうかと思うんですけど」
先生「そうね」で、左のソフトペダルデビュー!

グランドピアノの場合、左のソフトペダルを踏むと、ハンマーが叩く弦の数を減らして弱音にするため、がっつり、ぐわんっ!と鍵盤が左にずれる。
「おおっ!」グランドピアノだぁって感じ。
ちなみに、アップライトの左ペダルはハンマーが弦に近付いて、打弦距離が短くなることによって弱音を出すらしい。
でも、ソフトペダル踏んでるのをよいことに、普通に弾いてたら、
先生「ベタルを踏んでるからって同じように弾いちゃダメよ」と。
私 「ですよね、はい」と答えつつ弱めに弾く。

だけど、正直、ピアノって私が思ってるより、音大きくて、ピアニッシモっていうのがどれくらいの大きさになればいいのか、まだよくわかってないのですよね。

あとは、後アクセントで右手ソ,ソ,ファ,ミ,左手の下のソ,シ,
私 「ここ、後アクセントで弾きたいんですけど、どんな練習すればよいですか?」と尋ねると、最初は先生、ピンと来ず、「え~?」
私 「いや、半分くらいのピアニストはそう弾いてたんですけど…そこのソと、次のソと…」
先生「ああ、ああ、メロディーになるのね?」と先生、すぐにそれをやってみせてくれて、「これ?」
私 「そうです、そうです!(伝わったo(^o^)o)」
先生「でも、これ難しいわよ」
私 「できなかったら諦めますが練習はしてみたい」と伝えると、
先生「じゃあ、スタッカートで練習ね」
…ということで後アクセントの練習の仕方をめでたく教わることができました。

このスタッカート練習をベースにアクセントがメロディーを奏でられるよう試行錯誤して、やっと、アクセントの音だけ少し長めに押し込んでの指を残しぎみで弾くか、もしくはカクン、ふわっと弾いてペダルの力で上手く音を残すと、音が紡げるようです。どっちがよいのかまだ研究中。
これを、やろうとすると、腰から弾く感じで結構、腰に来るみたいだ。

4月1回目のレッスン#09

2016年04月13日 | ピアノ
やっとワルツ69-2とイ短調の2曲をパスしました。
幾つかミスタッチはあったけど、「色々ととってもよくなりましたよ!」ってことで、
先生、えらくざっくりなコメントでは?とか、
家ではミスタッチなく何度も弾けてたのになぁなんて未練がましく思いつつも、既に後ろに発表会候補の2曲がまだかまだかと待っているので終わることに。

次は、どうしても部分練習のために聞いておきたかった遺作嬰ハ短調の18、35、11、13連符の左手との合わせ方を教わってから、ワルツ64-2。

最初、あまりに遅いスピードで始めたものだから、
先生は「練習だから遅いのよね?」と驚きつつ確認。
私は特にそんな気もなかったけど、確かに最近、最初は下手に早く弾かないでゆっくり確実に弾くこと!っていうのが頭にあったから、無意識にそうなってたんだと思う。
すかさず「はい!」とお返事。先生ほっとした様子。
で、次は心持ち早めに。
先生は、「これまでの曲を終わらせるために、ちょっとだけでいいからね!」と仰ってたので、前はがっつり練習してた転調部分はほとんど弾かないで行ったんです。だけど、この日はやっぱりここまで進んでしまい、本当に詰まり詰まり、がったがたで弾きました。
「この人、いつもはこんなにガタガタなところから始まっているのか?」と驚かれたのでは?と思う出来映え(笑)(いや、笑い事ではないかも)。それくらい悲惨。だってあの1頁は譜読みしづらくて苦手。
それに、先生はいつも「ここまででいいわよ」って仰ったところの先まで平然とお進みになる(笑)だから、ここは弾けないのは左手片手だけでも同じ。言い訳だらけだけど、ここは両手セットでないと曲が掴めない。でもやっぱり左手だけで練習した方がいいんですね、頑張ります。

そして、左のソフトペダルデビュー!と後ろアクセントの話……長くなったので、その話はまた後で。

GP-300:電子ピアノの限界

2016年04月05日 | ピアノ
GP-300の鍵盤は木製でハンマーアクション採用,鍵盤の重さも生ピと同様に鍵盤ひとつずつで重さを細かく変えています。 なので,タッチとしてはか~なりいい線いっていて,タッチだけの話をすれば,ほぼ生ピと変わりません。そして,ベヒシュタインとコラボしたベルリングランドのこっくりした音もかなり素敵でお気に入り! でも,でも,やはりGP-300も当たり前ですが,電子ピアノ。弱点はあります。 生ピだとハンマーが弦まで飛ばなくて音が鳴らないほどの弱め,ゆっくりめの打鍵でも音が鳴ってしまうんです。 なので,あくまで私の場合,練習では音抜けはなくても,レッスンでグランドピアノで弾くとき,一音だけ弱く弾く音などが時々音抜けしてしまいます。 この辺りは電子ピアノの限界ですね。この機種はちゃんとハンマーアクションなんですけど,やっぱりグランドピアノよりは簡単にハンマーが飛んじゃうんだろうなあ。音の伸びなんかも,電子ピアノではうまく練習しづらいところです。 GP-300クラスくらいだと,電子ピアノでもかなり生ピに近いタッチが再現されていますし,音の強弱もかなりうまく出ますが,やはり微妙なところは難しいです。なので,電子ピアノの方が音の粒がそろって聞こえてしまい,うまく聞こえますね。 それでも夜,帰ってきてから練習できることなどを考えれば,電子ピアノのメリットは大きいし,マンションでは生ピは考えられません。 でも本当はお子さんには是非生ピで練習してもらいたいですね。その方が絶対いいに決まってますよね。ただ,これくらいの高価格帯の電子ピアノであれば,大人のピアノの趣味の範囲なら十分な機能かなと思います。 ところで話は変わりますが,私のGP-300。もう3回も修理に来てもらっています。右のペダルから異音。ピアノって音を聴きながら弾くわけですから,微妙なバネの音でもとてもじゃないけど無理です。2回部品交換して,2度目はグリスをたっぷり塗ってきてもらって試してるところですが,どうですかね。。。 追記:カワイの電子ピアノだと,ミニマムタッチという機能があって,弱い打鍵の反応感度を下げることのできる機能があるみたいです。 GP-300は,ホントにほんとにゆっくり打鍵すれば音はならないですけど,グランドピアノの感度とは全然違います。搭載されているタッチレスポンス機能触るとどうなるかなあというところですが,この機能は全体に及んでしまうので,説明書にも感度を落とすと「大きい音がでづらくなる」との説明だから,弱い打鍵に特化した機能じゃないようです。弱い音も出づらくなるのかもしれないけど,どうなんだろう・・・。ミニマムタッチ機能,ぜひCasioも取り入れてほしいです。

大人のピアノ:独学か?レッスンを受けるか?

2016年04月04日 | ピアノ
30年ぶりにピアノのレッスンを再開して4か月が経ちました。
そこでレッスンを受けるメリットを少しばかり書いてみようかと思いました。
実は,この30年,何度かピアノ熱が出てくることがあって,そのたびに独学で数か月練習しては熱が冷めてしまっていました。
ピアノ歴があれば,あえてレッスンに行かなくっても意欲さえあればピアノは練習できるんじゃないか,上達できるんじゃないかって思っていました。でもやはり,私の場合は,ひとりだとなんとなく以前のレベルまで戻すのがやっとで,それ以上にはならず,3か月くらいでなんとなく弾かなくなっていました。
練習を継続するためには,やっぱりレッスンを受けたほうが良いのかなと思い,体験レッスンを受けたのですが,正直,体験レッスンの1軒目ではあまり手ごたえがなく,やっぱり独学でもいいんじゃないかって思っていました。そして,レッスンを受けて4か月…お金と時間が許すのであれば,是非ぜひ先生についてレッスンを受けることをオススメします。

というのも・・・
まず,ちょっと難しそうな曲でも,見てもらわなければならないっていうプレッシャーと「大丈夫!弾けますよ」という先生の温かい励ましの言葉があれば頑張れます。
弾き方が分からないところはすぐに教えてもらえるし,弾きづらいところも,どんな練習をすれば弾けるようになるかを,どんなふうに弾いたら弾けるかを教えてもらえます。たとえば,リズム練習や,手の形を変えてみるとか,手の移動の仕方を教えてもらうとか。
そして,楽譜の中で自分が間違えて弾いているところ,たとえば前にも書きましたが,私が練習しているショパンは同じ音なのに,スラーの付き方が違ったり,こっそり(?)付点がついていたり,ひどいときは音も間違えていたりもします。
他にもアクセントや強弱,緩急,よく見れば,楽譜に書いてあるのですが,自分では見逃してしまっているところもいっぱいあります。
トリルなど,最初はゆっくりと入る,ここはペダル踏みかえる,音を切るなんてところも知らなかったりします。
一音いちおん,どんな音の色の付け方をするのか,そのためにはどんな風に打鍵するのかを教えてもらえます。ゆるやかな,楽しげな,きらっと輝くような,悲し気な,物憂げな,風が吹き抜けるような,夢の中に入っていくような,遠くに思いを馳せるような…といった気持ちが一つひとつの音に乗せられて,指を立てるのか少し寝かせるのか,どこを強調するのかなどを教えてもらえます。

そういう細かいところ,分かっていても弾けないところもあるんですが,そもそも分かってないんです。こういうことが,わざわざ教えてもらわなくっても全部分かってます!っていうのであれば独学でもよいのでしょうが,私にはとても無理でした。

こうしたことを教えてもらいながら練習してみると,ただただ,音を鳴らしていただけだった曲が,メロディーのある曲に,まるで立方体の石膏の塊から,あちらを削り,こちらを削って,素敵な彫刻が掘り出されていくような感じで,音楽が立ち現れて,全体のメロディーができあがるのです。これは弾いていてもとても気持ちが良いですし,とても私の独学ではできなかったことです。
人に聴かせるわけではなくて,自分で楽しく弾きたいだけだから別に先生についてレッスンを受けなくってもって思っていましたが,やっぱり美しく弾ければそれは気分が上がります。なので,こういった作業を一緒にしてくださる先生が見つかれば,大人になってもレッスンを受けることはとってもオススメなことですよ。

大人になってピアノ再開する楽しさ

2016年04月03日 | ピアノ
小さいころにはただただスポーツのように,意味も分からず弾かされていたピアノでしたが,自分の意志で大人になってから弾くピアノは,モチベーションも違います。一つひとつの練習の意味も分かるので,CD聴いたり,部分練習したり,スケール弾いたり,自分の音を聴きながら違いに気付いて弾いたりするのも身が入ります。
しかも,この年になっての上達はとっても楽しいです。山歩きと同じですが,ひたすら楽譜の音を追い,一小節ずつ,一音ずつ先生に言われたことを気を付けながらピアノを弾くのは,他のことを考えずにすむのでストレス解消になります。でもこれも,小さいころの意味も分からないままにやった練習のおかげなのだと思うと親に感謝ですね。
時々,大人になってからピアノを始めてらっしゃる方の演奏をYou Tubeなんかで聴くと凄く感動しちゃいますね,ご苦労が分かるので。そうすると,自分も頑張ろうって思います。なんでも頑張ってる姿って素敵ですからね!そんなわけで,私も大人のピアノ生活,楽しみたいと思います