★ 瓢箪通信「今日7/6の朝日記事についての雑感」
ひょうたん島研究会・TT(高木@千葉高退教)です。
すべての友人の皆さんへ。
今日7/6の朝日「社会面」に、「部活指導も労働 認める~教諭過労死で賠償命令/富山地裁」という記事が載っています。
見出しを見ただけで、判決の中身は想像できると思います。
原告勝訴の判決は当然で、記事の中にある「市と県は控訴しない方針」も当然だと思います--が、言いたいことがあるので、一言だけ書きます。
実は記事中で、滑川市長と県知事の言葉が紹介されています。
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滑川市の水野達夫市長は「司法の判断を真摯に受け止め、控訴はしない。教職員が心身ともに健康に働ける環境を整えることが重要と考える」とのコメントを出した。
富山県の新田八朗知事は「高い志や情熱を持って頑張ってこられた教員が過労死したのは痛恨の極み」などとする談話を発表。
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シラーっと書いてあるけど、あ~そ~ですか・・・と読み飛ばすことは、ぼくにはできません。
だってこの判決が出るまでには裁判でやり取りをやってるはずで、その中で市や県は「部活は自主活動」とか「健康に留意するよう指導していた」みたいなことを主張・・・原告側と争ってたはずなんだよね。
それが判決が出た途端、「痛恨の極み」とか言う。
ぼくには、リップサービスとしか思えません。
こういうコメントで、全部を許しちゃいけないと、少なくともぼくは思います。
これからも学校現場・・だけではなく、すべての現場で過労死をなくす運動を、みんなでやっていきたいですね!(23/07/06)
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