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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

オリンピック開始前に「特定重大事故等対処施設」の完成が間に合わない<b>原発は停止すべき

2019年08月21日 | 平和憲法
 ◆ アンダーコントロール (東京新聞【本音のコラム】)
鎌田 慧(かまたさとし・ルポライター)

 酷暑の中、甲子園の熱戦が続いている。一年後、オリンピック騒ぎが世の中を圧倒するのか、と思うとそぞろ気が重い。
 「原発はアンダーコントロール」安倍晋三首相が見栄を切ってライバルを排除、オリンピックが誘致されたのは周知の通り。
 が、八年たっても原子炉の底を破ったデブリを冷やし続け、汚染水の発生は一日百五十トン
 なにを隠そう。今まだこの国は「原子力緊急事態宣言」発令下にある。

 とすると、緊急事態宣言下で、世紀の祭典オリンピックが開催される珍事になるのだが、参加者に通知しなくていいのか。
 一方では原子力災害の拡大防止を図るために、住民に避難を強制する指示をおこない、一方では「アンダーコントロール」といってオリンピックを開催する。これはどう考えてもヘンだ。
 解決策は「帰還困難区域」からの避難指示を解除することだ。危険を感じた住民は解除されてもなかなか帰還しないが、とにかく帰らせる。
 もう一つは、テロにも耐えられる「特定重大事故等対処施設」の完成が間に合わない原発を、運転停止にする
 この施設が本当に安全を保障するかは別にしても、とにかく九州電力川内原発の一、二号機はオリンピック開始前に止まりそうだ。
 それでまた「アンダーコントロール」と豪語するのだろうか。

『東京新聞』(2019年8月20日【本音のコラム】)


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