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パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

田畑裁判ミニニュース 新6号

2006年05月19日 | 平和憲法
● 田畑先生再雇用拒否の真相究明裁判 第4回公判 ●
 日時:6月13日(火)4:30~5:00
 場所:東京地裁627法廷(地下鉄霞が関駅A1出口)


田畑先生の再雇用拒否の真相を究明する会
ミニニュース新6号06.5.8


 新緑の候、皆さんにはいかがお過ごしですか。若葉の中に立ちつくし、心洗われるひとときが持てたGWではありました。けれど、「教委基本法『改革』」閣議決定のニュースに仰天、現実に引き戻されてしまいました。彼らにとってはまさに「チャンス到来」なのでしょう。
 石原都知事が、教育基本法を否定し、「東京から日本を変える」と宣言Lた教官行政によって東京の教育界は.となりつつあるか…もの言わぬ教員づくり、授業への介入、教職員への弾圧、処分に次ぐ処分(今年は、根津公子さん停職3ヶ月、河原井さん一月、給与1割減1名、戒告・訓告21名、再雇用・再任用拒否10名、増田都子さん分限免職)教育基本法が改悪されれば全国が東京化されること必至です。

さて、田畑裁判は・・・・・
 第3回公判(4/25)で、被告の不当労働行為意思を主張する書面を提出。法廷で萩尾代理人が論述しました。次いで田畑さんにも時間が与えられましたが、唐突だったのでうまく話ができたかったと反省しきり。これで一応書面の提出終わり、次回は被告の反論になります。傍聴支援よろしく。(^o^)

 今回は、田畑さんが病気休職から復帰する際に受けた様々な妨害(休職期間に授業・補教をさせようとし、断ると「意欲がない」と決めつける。嘱託にしてあげるからと退職強要など)、復帰後の数回にわたる異動の強要等、異常なほど執拗な排除の策略が繰り返されていたことを明らかにしました。それでも辞めず組合活動に熱心な田畑さんへの総仕上げが、再雇用拒否でした。

元豊島区立千川中学校教諭田畑和子さん
都教委による再雇用拒否違法訴訟、最高裁棄却(05.5.13)につき、
第2次訴訟として、拒否理由の捏造を行った、元千川中学校校長中神嘉治
(現豊島区立駒込中学校校長)を提訴


 校長の立場を利用し、虚偽の情報や文書で自分の気に入らない教員を陥れる-こんなことが許されていいのでしょうか!!

 中神校長の違法とは?
①正確な情報に基づき評価を受ける期待権の侵害
 原告は再雇用合否の判断に際し、誤りのない正確な情報に基づき評価される期待権を持っている。
 中神校長は虚偽の情報を豊島区教育委員会に提供。
 自分も推薦書に虚偽を書き込んだ。
 この行為は田畑教諭の期待権を侵害した独自の違法行為である。

②田畑教諭の教員としての名誉の段損
 中神校長が提供したり、推薦書記入に当たり考慮した情報が虚偽であり、それらは田畑教諭の教師としての評価を著しくおとしめ、侮辱するものである。

【請求の理由】(訴状から)

 現在、卒業式・入学式等での君が代斉唱時の起立拒否で、少なくない都立学校の教職員が、60歳定年後の再雇用を拒否され、裁判が幾つも起きている。
 そうした再雇用拒否は、教職員の思想・良心の自由、教育の自由、団結権に対する侵害であり、ひいては、生徒の教育を受ける権利に対する侵害である。しかし、そのような事想が都内の多くの教育現場を暗く覆い、自由を窒息させようとしている。
 この事態につながる「教育改革」は、すでに10年も前から進行し、都教委の意を受けた先兵たちによって試されてきていた。
 本件の違法行為ほ、原告の再雇用に際して、被告が原告の名誉・信用をおとしめるような虚偽の「事実」を報告したことを中心とするものであるが、それは、被告の今日の事態を先取りした行動であり、原告に対する不当労働行為意思ないし思想差別意思の発露としてなされたものである。
 今日の事態を、その発端からうち破るためにも、そして自己へのいわれなき誹誇をはらすためにも、本訴を提起した次第である。


■ 田畑先生の再雇用拒否の真相を究明する会 ■
  連絡先03(3991)3727
《ご入会・支援カンパ》
  郵便振替00160-2-89471 口座氏名 田畑和子

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