◎ 4.21市民集会に集まろう! ◎
★ 4月21日(土)18:30~21:00 ★
東京芸術劇場・中会議室(池袋駅徒歩2分)
●山田昭次さん「日の丸・君が代」の現在的意味
●北村小夜さん戦後教育における「日の丸・君が代」
4月21日,夕方18時30分から,東京芸術劇場(中会議室)において,「処分撤回,最高裁で勝利するぞ・市民集会」を開きます。
ぜひともご都合をつけ,参加してください。今回は二重の意味で重要な集会となります。
一つは,大泉ブラウス裁判が最高裁での闘いに移り,限局された中での精一杯の取り組みをするためにどうすればよいか,みなさんと共に考え歩み出す出発の集会であるということです。ぜひアイディアを持ち寄ってください。
もう一つは,07年3月22日卒業式での不起立によって,渡辺さんは3月30日「停職1か月」の処分を受けており,北養護学校校門へ出勤闘争をしている渦中の集会であるということです。
彼女の不服従の闘いを支えていくために校門出勤闘争の報告を聞くとともに,いかなる支援をしていけるのか考えあいましょう。
そのような重要な支援集会となります。こうした大きな意味をもつ本集会だからこそ「日の丸・君が代」問題の根源的な意味をとらえかえすために山田昭次さん,北村小夜さんをお招きしました。
山田昭次さんは,金子文子の研究で有名ですが,ハンセン氏病療養所「全生園」に聞き取り調査を長年継続されていること,徐兄弟の救援活動でも地道で誠実な取り組みをされたことなども広く知れ渡っています。日本の侵略,戦争責任の問題に誠実に向き合ってこられました。
渡辺さんは山田昭次さんに「日の丸・君が代の歴史の現在的意味」について意見書をお願いしています。昨年は,日の丸・君が代強制を憂慮する会を立ち上げ,民が代通信を発行し闘ってくださっています。
北村小夜さんは,「障がい児を普通学校へ全国連」の世話人として活躍され,80歳を過ぎてなおかくしゃくとあらゆる裁判,抗議行動に駆けつけてくださっています。
戦後,学校の中で日の丸・君が代がどう扱われてきたのか,おそらく障がい児にとっての意味などにもふれられると思いますが,教育現場で闘ってきてみえたものを語ってくださいます。
原則的に,かつ,誠実に生き闘ってこられたお二人にどうしても話していただきたいとお願いしたところ,快く引き受けてくださいました。
渡辺さんの支援の意味においても,また,闘いの思想的な深化を共有していくためにも,ぜひたくさんの方の参加を心からお願いします。
★ 最高裁からのお知らせ
最高裁からお知らせが届きました。
3月22日付けで,大泉ブラウス裁判に関して高裁から最高裁へ書類が届いた旨お知らせがありました。
それによると,なんと第1法廷から変わっており,第2小法廷で審理されることになった,とありました。
第2小法廷の裁判官は以下の通りです。
最高裁判所長官 島田仁郎(裁判官出身)
判事 津野修(元内閣法制局長官)
判事 今井功(裁判官)
判事 中川了滋(弁護士第一東弁)
判事 古田佑紀(検事)
長官だなんて最悪。学者は一人もいず,検事や法制局長官だった人が並んでいるのにもびっくりだ。ま,三分の一の確率で当たるんだから仕方ないか。堂々と挑むのみだ。
多くの市民が関心をもって見ているということを裁判官に理解してもらいたいので,上申書の取り組み,どうかよろしくお願いします。続々と送ってもらっており,感謝しています。
自分で文章を書くのは難しいと思われる方は,署名のみしていただく上申書(今号に同封)でお願いします。コピーして周囲の方からも上申書をいただけると大変にうれしいです。
どうぞよろしくお願いします。
★ 校門出勤闘争始まる
「停職1ヶ月」処分を不当として、都立北養護学校への校門出勤闘争を始めました。
体調と相談しながらゆるゆる始めています。
<一応の予定>
4月9日(月) 入学式
7時40分 ビラまき およそ9時すぎまで。
11時30分 下校見送り およそ14時すぎまで。
4月10日(火)以降 4月26日(木)まで。
土,日と4/11,4/19を除く毎日
8時40分~9時40分頃
13時00分~16時40分頃
以上の日時間帯で校門に出勤しています。
午後疲れて,早めに終了する日があるかもしれません。もし行き違いになったらごめんなさい。
4月6日(金)初日は,10名が応援に駆けつけてくださいました。7時40分から教職員ヘビラをまきました。9割の人が笑顔で受け取ってくれ嬉しかったです。差し入れもありました。8時40分ころからスクールバスが続々と入ってきました。プラカードを掲げたりして迎えました。
校長が,子どもたちに動揺を与えたり,まきこむな,と言いに来ました。「日の丸」や「君が代」を強制し,入学式や卒業式のあり方を変えて子どもたちをまきこんでおきながら,「日の丸・君が代」強制問題が子どもたちとは無縁の存在であるかのように言うのはまやかしです。
強制があるから処分があるのでありそうした暴力の世界に住み,校長自ら手を下していながら,かくしてしまおうということは許せません。
「日の丸・君が代」の強制が暴力的に行なわれ,その結果処分された教員がいることを大人はもちろん子どもたちも知らされるべきです。知るべき権利は表現の自由の権利の延長上に必ずあるものです。知られたくないことなら,「日の丸・君が代」を強制してまきこむな,と言いたい。
また,門前で"得体のしれぬ"人達がざわめいている,ということに大変不快な気持ちをもつ人もいると思います。権力が暴力をふるい隠そうとしている中で,矛盾を人前にさらし,否が応でも現実を見てもらうことは,不快であれ,無視であれ,共感であれ,実際に起きていることを直視し,実は自分をとりまいている現実であることを認識する重要な一歩と思っています。
仮面の下にひそむ暴力は白日の下にさらされなければなりません。
門前闘争,長期間です。私のトイレタイムの為にも是非駆けつけてください。
最寄り駅 JR埼京線「十条」歩10分(北療育センター,スポーツセンター方向へ)
都営三田線「新板橋」歩10分(愛誠病院,家政大方向へ)
(渡辺)
★ 4/6校門出勤闘争の様子をビデオプレスさんが取材し,レイバーネットで報告されています。ご覧ください。
http://www.labornetjp.org/news/2007/0406watanabe/
『ほっととーく 52』より
「良心・表現の自由を!」声をあげる市民の会
〒176-0012 練馬区豊玉北5-17-7-303 サポートねりまねりま全労協気付
★ 4月21日(土)18:30~21:00 ★
東京芸術劇場・中会議室(池袋駅徒歩2分)
●山田昭次さん「日の丸・君が代」の現在的意味
●北村小夜さん戦後教育における「日の丸・君が代」
4月21日,夕方18時30分から,東京芸術劇場(中会議室)において,「処分撤回,最高裁で勝利するぞ・市民集会」を開きます。
ぜひともご都合をつけ,参加してください。今回は二重の意味で重要な集会となります。
一つは,大泉ブラウス裁判が最高裁での闘いに移り,限局された中での精一杯の取り組みをするためにどうすればよいか,みなさんと共に考え歩み出す出発の集会であるということです。ぜひアイディアを持ち寄ってください。
もう一つは,07年3月22日卒業式での不起立によって,渡辺さんは3月30日「停職1か月」の処分を受けており,北養護学校校門へ出勤闘争をしている渦中の集会であるということです。
彼女の不服従の闘いを支えていくために校門出勤闘争の報告を聞くとともに,いかなる支援をしていけるのか考えあいましょう。
そのような重要な支援集会となります。こうした大きな意味をもつ本集会だからこそ「日の丸・君が代」問題の根源的な意味をとらえかえすために山田昭次さん,北村小夜さんをお招きしました。
山田昭次さんは,金子文子の研究で有名ですが,ハンセン氏病療養所「全生園」に聞き取り調査を長年継続されていること,徐兄弟の救援活動でも地道で誠実な取り組みをされたことなども広く知れ渡っています。日本の侵略,戦争責任の問題に誠実に向き合ってこられました。
渡辺さんは山田昭次さんに「日の丸・君が代の歴史の現在的意味」について意見書をお願いしています。昨年は,日の丸・君が代強制を憂慮する会を立ち上げ,民が代通信を発行し闘ってくださっています。
北村小夜さんは,「障がい児を普通学校へ全国連」の世話人として活躍され,80歳を過ぎてなおかくしゃくとあらゆる裁判,抗議行動に駆けつけてくださっています。
戦後,学校の中で日の丸・君が代がどう扱われてきたのか,おそらく障がい児にとっての意味などにもふれられると思いますが,教育現場で闘ってきてみえたものを語ってくださいます。
原則的に,かつ,誠実に生き闘ってこられたお二人にどうしても話していただきたいとお願いしたところ,快く引き受けてくださいました。
渡辺さんの支援の意味においても,また,闘いの思想的な深化を共有していくためにも,ぜひたくさんの方の参加を心からお願いします。
★ 最高裁からのお知らせ
最高裁からお知らせが届きました。
3月22日付けで,大泉ブラウス裁判に関して高裁から最高裁へ書類が届いた旨お知らせがありました。
それによると,なんと第1法廷から変わっており,第2小法廷で審理されることになった,とありました。
第2小法廷の裁判官は以下の通りです。
最高裁判所長官 島田仁郎(裁判官出身)
判事 津野修(元内閣法制局長官)
判事 今井功(裁判官)
判事 中川了滋(弁護士第一東弁)
判事 古田佑紀(検事)
長官だなんて最悪。学者は一人もいず,検事や法制局長官だった人が並んでいるのにもびっくりだ。ま,三分の一の確率で当たるんだから仕方ないか。堂々と挑むのみだ。
多くの市民が関心をもって見ているということを裁判官に理解してもらいたいので,上申書の取り組み,どうかよろしくお願いします。続々と送ってもらっており,感謝しています。
自分で文章を書くのは難しいと思われる方は,署名のみしていただく上申書(今号に同封)でお願いします。コピーして周囲の方からも上申書をいただけると大変にうれしいです。
どうぞよろしくお願いします。
★ 校門出勤闘争始まる
「停職1ヶ月」処分を不当として、都立北養護学校への校門出勤闘争を始めました。
体調と相談しながらゆるゆる始めています。
<一応の予定>
4月9日(月) 入学式
7時40分 ビラまき およそ9時すぎまで。
11時30分 下校見送り およそ14時すぎまで。
4月10日(火)以降 4月26日(木)まで。
土,日と4/11,4/19を除く毎日
8時40分~9時40分頃
13時00分~16時40分頃
以上の日時間帯で校門に出勤しています。
午後疲れて,早めに終了する日があるかもしれません。もし行き違いになったらごめんなさい。
4月6日(金)初日は,10名が応援に駆けつけてくださいました。7時40分から教職員ヘビラをまきました。9割の人が笑顔で受け取ってくれ嬉しかったです。差し入れもありました。8時40分ころからスクールバスが続々と入ってきました。プラカードを掲げたりして迎えました。
校長が,子どもたちに動揺を与えたり,まきこむな,と言いに来ました。「日の丸」や「君が代」を強制し,入学式や卒業式のあり方を変えて子どもたちをまきこんでおきながら,「日の丸・君が代」強制問題が子どもたちとは無縁の存在であるかのように言うのはまやかしです。
強制があるから処分があるのでありそうした暴力の世界に住み,校長自ら手を下していながら,かくしてしまおうということは許せません。
「日の丸・君が代」の強制が暴力的に行なわれ,その結果処分された教員がいることを大人はもちろん子どもたちも知らされるべきです。知るべき権利は表現の自由の権利の延長上に必ずあるものです。知られたくないことなら,「日の丸・君が代」を強制してまきこむな,と言いたい。
また,門前で"得体のしれぬ"人達がざわめいている,ということに大変不快な気持ちをもつ人もいると思います。権力が暴力をふるい隠そうとしている中で,矛盾を人前にさらし,否が応でも現実を見てもらうことは,不快であれ,無視であれ,共感であれ,実際に起きていることを直視し,実は自分をとりまいている現実であることを認識する重要な一歩と思っています。
仮面の下にひそむ暴力は白日の下にさらされなければなりません。
門前闘争,長期間です。私のトイレタイムの為にも是非駆けつけてください。
最寄り駅 JR埼京線「十条」歩10分(北療育センター,スポーツセンター方向へ)
都営三田線「新板橋」歩10分(愛誠病院,家政大方向へ)
(渡辺)
★ 4/6校門出勤闘争の様子をビデオプレスさんが取材し,レイバーネットで報告されています。ご覧ください。
http://www.labornetjp.org/news/2007/0406watanabe/
『ほっととーく 52』より
「良心・表現の自由を!」声をあげる市民の会
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