カウンセラーの ひとりごと

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カウンセリングは知識よりも人間性

2015年11月08日 | 独り言
茶道や華道のように、カウンセリングにもいろいろな流派があります。

その流派によってカウンセリングのすすめかたに、少し違いがあります。
つかう技術にも違いがあったりします。

ときどき、他流派だったり、同じ流派のカウンセラーと
お話をさせていただくことがあります。

そのとき、
カウンセリングは技術の上に成り立っていると思っている人が
あまりにも多いということに、
とても愕然とさせられるのです。

カウンセリングは技術だと思っているような人に限って、
「マニュアルに沿って技術を使っていけばだれでもカウンセリングができますよ。」とか言っていたりする。

人のこころってそんなに簡単なものなの?と聞きたくなる。

そんな人と言い合いをするのも疲れるので、言葉にはしませんが、
マニュアル通りにしかできないのであれば、プロではないですよね。

マニュアル通りにするだけでいいのであれば、
自分の未熟さと
向き合わなくていいから、
とてもらくなのでしょう。

それに、自分が責任を負わなくていいですもんね。

プロのふりをしている、
たちの悪いアマチュアです。

こんなカウンセラーに出会ってしまうのは、交通事故にあうようなものです。


カウンセリングはその人のこころにかかわらせていただく仕事です。

心理学を学んで知識が豊富

とか

悩みを解消する技術を持っている

とか

こんなことよりも、

カウンセリングは人間性の上に成り立つものです。

人と人との出会いを大切にして、
相手を敬うことができるこころを持っていることの方が大事だと思うのです。