東京での出来事、ピアノ編その２

ピアノサロンＡｋｏ

今日は連休明け、気温も高めとあって、なんとなく朝から眠い。　今日は朝から何杯コーヒーを飲んだことか。

さて、東京でのピアノ編その２は、ベーゼンドルファーのピアノを弾いてきました。

少し前に日本のヤマハが買収したと報じられ話題になった世界三大ピアノのひとつベーゼンドルファーです。
しかも、一番大きいインペリアルというもので、長さが２９０㎝と見るからに巨大です。
コンサートホール以外ではまずお目にかかることのないピアノを弾く機会を得ました。
第一印象は、どこから音が出ているのかと思うほど、ピアノ全体が響いているような感じで音量も大きいし、手元の鍵盤まで振動が伝わってきているように感じました。
そして、８８鍵盤ではなく低音部にさらに鍵盤がいくつか多くあり白鍵を黒く塗ってありました。　間違えないように黒色にしてあるそうです。　そのせいかピアノの幅も広くほんとうに大きく感じましたね。
音色はというと、あのスタインウェイの軽やかな音色とは対象的で、ドッシリとした感じとでもいうのでしょうか、慣れるまでは弾くのが大変でした。　やはり、石造りの建築物の中でというのがあるのでしょうか？　
鍵盤のタッチは、何となくヤマハに近いかな？　あまり軽すぎず、ドッシリした音色ほど重くもなくって感じ。　やっぱり２９０は大きいのか弦の振動を手元で感じるような感じでした。

あとで、ベーゼンドルファーのピアノにもヤマハの技術が入っていくのかな？　と聞いてみたところ、買収は経営支援が目的で、伝統あるピアノ造りへの介入はあり得ないとのことでした。

もっと小さい２００くらいのモデルも少し弾かせていただきましたが、こちらは少し慣れれば巨大なインペリアルよりは心地いい感じがしましたけど、製造数が少ないので、なかなか触れる機会は少ないかな？