少し前に偶然とても感激した演奏を間近で聴くことが出来ました。
ただ聴くだけでなく、見て感じ想像して楽しむ音楽の世界を見たような気分に浸りました。
それは何かというと ”アコーディオン” の生演奏。
たまたま偶然とはいえ、ヨーロッパの音楽文化の奥深さを実感する機会にめぐり合いました。
そこは「どこでもドア」を開けた向こう側、ヨーロッパ中世の建築物が並ぶ石だたみの上に立たされたような、そんな気分にさせてくれました。
路上でのパフォーマンス・ライブを連想させるアコーディオンの音色と演奏する姿、
全身を使って表現するそれは、ただ聴くだけではなく見て感じて、そしてヨーロッパへ瞬間移動させられたような強烈な刺激を受けました。
そして、すぐ近く(演奏者との距離は1メートルくらい)で聴けたのも小規模空間のサロンならではの良さだと思います。
間近にみると両手の指先はまさに神業のように操り、しかも手元を見ないで弾く演奏の難しさは本当にスゴイなぁと。
そしてサロンでの話題は、フランスやヨーロッパの音楽の話題で盛り上がりグローバルな話しになってきましたが、
はっきり言って国際音痴の私は、国の位置すら曖昧でなんか取り残されたような気分でした。
お話しを聞いていると、やはりアコーディオンの演奏者は日本では少ないらしく、プロの演奏者に頼んで教えてもらうなど、ピアノのような教室はほとんど無いそうです。
それと楽器自身が重いし音を出すため広げたり縮めたりする力も必要で、しかも国や地方によって鍵盤というかキーの配列も違い、世界共通のピアノとは異なり、とてもとても少し練習しただけでは弾けそうにない難しい楽器のようです。
いやぁ、偶然とはいえ間近で見たアコーディオンの生演奏、サロンでのおしゃべりの中心は自然とフランスの話題に…。
音楽って本当にいいなぁ!
ヨーロッパの音楽文化の奥深さに感動したひとときでした。
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