ピコピコ

2008-10-01 | 音楽のこと





Royksoppのビデオを集めてみました。
ノルウェーのベルゲンを本拠地にするエレクトロ・デュオ。

2001年のデビューアルバム『Melody A.M.』を聴いて
お気に入りになりました。

ピコピコ系音楽を聴くようになって、
ダンスミュージックやらエレクトロニカやら
いろいろ手を出してみたものの、
「どれを聴いてもおんなじだなぁ…」と
うんざりしてた頃に聴きましてね。
飽きずに聴いてるいくつかのCDの一つとなりました。

ビデオも毎回面白くて好きです。
2005年には2ndアルバム『Understanding』も出ました。

Perfumeのグラサンも、絶対に聴いてるぜ☆


P旋風

2008-09-29 | 音楽のこと
先日、友人とお酒をのんでましてね。

その友人は大分年上で、
その昔あるロック・バンドでブレイクし
テレビ等にもたくさん出ていた人でして、
音楽のことを話すのが最高に楽しくて、
たまに飲みに行ったりするのです。

そんな彼に、僕は今Perfumeにゾッコンである事を告白すると
「俺も☆」という返事が帰って来てしまいましてね、
その後はもう大変。
三十代と四十代のオッサン二人で大はしゃぎ。

しょうもない音楽談議は、だんだんと脱線し
踊りの可愛らしさやシンクロの素晴らしさ、
「マカロニの振り付けは最高だ」やら
「あの、のっちの眼差しはヤバイ」等、
皆様お引きになるような方向へもいきまして。

途中で鳴った僕の携帯着信音も、「Butterfly」ですからね。
引けばいいじゃん♪

でもね
実際、僕の周辺の男性陣は、挙って絶賛の声を挙げている。
酔った勢いで、西荻の路上で歌って踊る輩まで現れている。
あぁ、もう安心だ。

僕のプレイヤーに、オリジナルベストが入りっぱなしなのも
胸を張って、鼻を膨らませて言っていいのだ。

数年前からPerfumeの「コンピュータ」「エレクトロ」なんて曲名に
ピクピクと反応し、密かに検索を繰り返した日々。。。
「俺がアイドルなんて聴く訳が無い!」と強がりながらも
指が勝手にキーボードの「P」を叩く。

今こうやって、周囲の男性陣がPerfumeの虜となり、
熱く語り合えるという事は、感慨無量であるのです。

ほぼ口パクだとか、くだらない事は言わないように!
そんな人は、僕がひっぱたきますからね!









甲斐性無し頑張る

2008-09-15 | 音楽のこと


友人のサメジマミツル君が、
自宅で雨音と闘いながら作ったCDが出来上がりました。

同じ歳で、老いと不安に追い詰められながら
好きなことをやっている仲間としましては
こうして新しく作品を聴かせて貰えるのが、
本当に嬉しく刺激になります。

で、
CD盤にはランダムで、サメジマ君の手書きで「何か」が
書かれているという事で、楽しみにケースを開きますと、
何かのお汁と、お花の絵と共に
「悲しまなければ、精神的な発育は止まる」
という稲垣足穂の言葉が。



僕は足穂のこの言葉と、
「花を愛するのに植物学は必要ない」
という言葉が大好きでしてね。

不思議だな。
サメジマ君とはいろいろと共通する部分も多いけど、
稲垣足穂の話なんかしたことないし、
ランダムで僕の手に渡ってきてるしなぁ。


ボブ・ディランから始まるアルバム、
正直な詞が相変わらずキュンとさせてくれます。

普段、のんびりだらしなく(私もね)、
熱さを排除して(隠して)生きている彼。
本当の姿をいつも歌で見せてくれる。
嬉しいです。本当に。


サメジマミツル official website


AOR

2008-07-23 | 音楽のこと
先日、「哀愁」を知らない若者に、
無理矢理ビリー・ジョエルを薦めたオッサンですがね。
80年代を生きてきた僕には、
ニューヨークといえばビリー、ビリーといえばニューヨークなのでして
NYに過度なイメージを抱き、「大人」な気分になれる
初めての音楽なのでもありました。

アーヴァンな大人の匂いのする音楽。

日本では「AOR」なんて言われるジャンルがありまして、
この「Adult Oriented Rock」なるもの、
日本独自のものだと思うけど非常に分かり易い。

ザック・ワイルド位の音を出してくれないと物足りなかった
若かりし僕のイメージは、「おっさんが優しめに歌うソフトなロック」
でありまして、ケッってなもんでした。

クリストファー・クロス
ジェイムス・テイラー
ダリル・ホール
ボズ・スキャッグス
マイケル・フランクス
マイケル・マクドナルド

なんて面々が思い浮かぶわけですな。
日本では山下達郎や稲垣潤一なんかがパッと出てきます。
TOTOシカゴスティーリー・ダンなんかも入ってくるな。アメリカも好いねぇ。

この「ケッ」な面々、30代に近づくにつれ、
何故か不思議な興味が湧いてきました。
綺麗なメロディと、ホッとするボーカル。
洗練された一昔前の都会的(またはリゾート地的)な音。
休日のドライブや、夜の街でも、目を細めちゃう魅力。

そもそも「都会的な音」とはナンなのか?
これに答えられないもどかしさ。

だから結局

「ビリー・ジョエルを聴け!」

なのであります。


雨だけど

2008-05-02 | 音楽のこと
[Cease to Begin] / Band of Horses

このくらいのが好いなぁ。。
うん、このくらいの感じが好い。。

これといって新しい事も何もないけども
なんとも言えない安堵感

晴れた日に一人で歩きたくなるのです。
Wilcoなんかと同じ効能だな。

春音

2008-04-17 | 音楽のこと
最近聴いているCD達。
画像クリックで試聴してみてね。


Goldfrapp [Seventh Tree]

以前も日記で書いた事のあるGoldfrappの新しいの。
この人たち、毎回音が変るので、恐る恐るではありますが、
今回の陽が差しつつもちょっと憂鬱なUKフォーク風味はなかなか。
まったりとのんびりと聴けて良いです。


Air [Pocket Symphony]

素敵♪
と思って毎回買うも、何でかすぐに聴かなくなるんだよなぁ…
と思いつつも、やっぱり買ってしまうAirさん。
で、やっぱり素敵なのでした。
「寝る時用」となってます。


M83 [SATURDAY=YOUTH]

これまた毎回色んな音を聴かせてくれるM83ですが、
この新作のスーパー80年代ミュージックは最高です。
懐かしー!と思いつつも新しい音が不思議。
「SATURDAY=YOUTH」ってアルバムタイトルからも想像出来る通り、
30過ぎのオッサンが聴いてはいけないのでは…と思わせるようなポップさ。



なんとなく「春」な感じかも。


落葉散歩曲

2007-12-16 | 音楽のこと


Le Pas Du Chat Noir
Anouar Brahem

チュニジア出身のウード奏者のCDであります。

Anouar Brahem ( Oud )
Francois Couturier ( Piano )
Jean Louis Matinier ( Accordion )

3人によるトリオ演奏のアルバムで、
琵琶のルーツとも言われる民族色の強いAnouar Brahemによるウードと、
Francois Couturierによるクラシックな演奏のピアノ、
Jean Louis Matinierのアコーディオンが運ぶヨーロッパの風が素敵。

楽曲自体は、とーっても渋めでして、どうしたって眠気を呼びますが、
この季節に聴かねば損!な一枚であります。

ECMは、ちょっと間を空けると必ずこういう良作が
待っていてくれるからありがたい。

携帯再生機(ああいうのなんて言うんだっけ?iPodとか)に入れて、
寒さに縮こまりながら、落ち葉を踏み踏み散歩してみるのがオススメ。

こないだ、
そんな考え事散歩中に、ウソみたいに電柱に激突しました。
考え事は危険です。。



気になる声

2007-09-24 | 音楽のこと
ipodのCMは、いつも魅力的な音楽を流しますね。
今流れてる「ワンツースリーフォー♪」っての。
可愛らしい曲で好きな声だなぁ、と調べてみたら
Feist(ファイスト)という方。

あれ?この名前、買った覚えがあるぞ。。

CD棚から探し出す事に成功しましたが、
僕が買ったのは、一個前のアルバムでした。
Let It Die」というアルバムですが、なかなか良いです。
ワンツースリー…は入ってないけど。
因みに入ってるのは「The Reminder」という最近出たアルバム。

ジェーン・バーキンに曲を提供してたりもするこのFeistさん。
ちょっと懐かしいルックスで、
懐かしい感じのポップソングが心地良いです。

最近よく聴いているEmiliana torriniもそうですが、
ちょっと古臭い位しっかりしたメロディと、
独特な歌い方と声にやられてしまいます。

そしてもう一つ気になるのが、Feistさんのビデオクリップ。
ipodの中で映ってるのもそうですが、
どうもこの方、変な踊りを踊りたいらしい。
不思議な魅力がありまして、何度も観ちゃう。

しかし、どちらも何年か前までは「死んでも聴かない」音楽だったなぁ。
いろいろ聴ける柔軟な耳になって良かった。。。



踊りが気になるFeistのビデオ。

 
Emiliana torriniの不思議なビデオと素敵なビデオ。


ベスト

2007-07-07 | 音楽のこと
CDラックを整理しようと決心し、出したり入れたり10分位。

いつのまにか、
『うちにあるCDのジャケットで、どれが一番素敵か』
というイベントに移行し、夢中で散らかす。

で、昨日夜中に飽きるまでCDジャケットを見続けた結果、
決定した第一位は、
Deaf Center の [Pale Ravine]というCD。



何が写っているのか、いまいちはっきりしませんが、
霧のかかる山を布が覆っているような幻想的な写真です。
音の方も、ジャケットに偽り無しの素敵さ。
狭い僕の部屋も、全くの別世界にしてくれます。
試聴できるとこ


そして第二位は、
最近購入した、Murcof の [Remembranza]



この人のCD大好きでして、これのひとつ前のアルバムも
絵を描く時にどれだけ役立ってくれてることか。
品の良い電子音と、チェロやピアノ等のアナログ楽器。
「こういうの探してたんだよぉ!」と、
音響系髭面メキシカンの生み出す音楽に一人大絶賛。
で、この新作のジャケット、何なんだろう。。。
体育館の写った紙を折って写真に写したのかな?
サイト


次は、「最もダサいジャケットはどれか!」
というイベントが開催される予定。

そして結局、CDは全く整理されない。


眠るCD

2007-07-05 | 音楽のこと
同じものが2枚あったり、
絶対に聴くはずの無いジャンルのものが見つかったり、
ケニー・Gやマイケル・ボルトンが出てきたり、
モーターヘッドの隣に研ナオコが並んでたり、

うちの楽しいCDラック。

先日は、何年か前に買った覚えはあるんだけど、
全く聴いた覚えのない、Sam PrekopさんのCDを発見。
最近、どこかで曲を聴いて「おっ」と思ったばかり。
そのCDが、購入せずに手に入るという奇跡が起こったのです。

で、
このCDラックで何年か寝かされ、すっかり熟成した
THE SEA AND CAKEというバンドのPrekopさんのソロアルバム。



素晴らしいのです。
心地良い。底なしに心地良い。


なぜ、聴かなかったのだ。。。
一緒にとんでもない大傑作CDでも買ってしまったのか。。。
その時期はハードなロックな気分だったのか。。。

SEA AND CAKEの「OUI」と「One Bedroom」というアルバムがとても好きで、
よく聴いているにもかかわらず、何故忘れるのか。。。




あぁ、もっと早く出会っていれば、
晴れた心地の良い日曜日、ロハスなラヂオを聴いた後
掃除でもしつつ素敵な午後を送れたのに。。
梅雨に入っちゃったじゃないか。。

「ロハス」って本気で口にしてる人、
身近に居るものですか?