滅亡万歳

2010-03-28 | Weblog


『2012』

これほど劇場で観なかった事を後悔した映画はありません。

凄いです。
大迫力です。

お金のかけ具合、絶望具合、
脚本なんてどうでもいい飛ばし具合、
仰々しい音楽具合、CGの叩き売り具合、
ジョン・キューザック具合、完璧です。

ハリウッド特撮ディザスタームービーは何百と観てきましたが、
久しぶりに声を出しながら観させてもらいました。
とにかく、バカバカしい位の大迫力です。

ここ数年、こういうのって嫌って程作られて、
どれもこれも同じだったでしょ。
「あれ、これ観たっけかな…?」と。

基本的にこの映画も同じなのです。
違うのはローランド・エメリッヒの本気さと勇気か。
それが映像から伝わってくる。
「楽しんでくれ!」「ビビッてくれ!」ってね。


分かってる監督さんだ。
撮りたい物がはっきりし過ぎてる。
『ラストランボー』観た時、スタローンに感じたものに似ている。

石頭の評価なんか、どうでもいいじゃないか。

「人類滅亡箱舟パニックアトラクション」
楽しめそうな人は、絶対に観て損はしませんよ。