野郎ども！

この歳になりますと、周りで「誰が誰に告白した」やら
「誰が誰を好きみたいだ」なんて青臭い会話はすっかりなくなりますね。
もう、いろんな意味で「本気」な人多いですから。

大体、30過ぎて「告白」なんて言葉を使う事自体、許されるのだろうか？

その手の話題が無くなった理由のひとつに、
僕の周りの男連中は僕を筆頭に、とにかくモテない。というのもある。
僕から見れば、「なんでこんなナイスガイ達を世の女性は放っておくのか！」
ってな連中ばかりなのだがね。。。

と、仲間達は置いといて、

歳を重ねて、ある程度世界が固まってしまうと、
出会い自体が極端に少なくなっちゃう。
今の職場の職員さん達なんか見てると、その辺が本当に狭いのです。
ある程度仕方の無い事ではありますが。（相当特殊な職場だし）
高校を出て、就職して、そこだけの生活を送っている。
しかもそこがほぼ男のみの職場では、相当に自分の視野を広げる意識を持ち、
行動できる人でない限り、とてもとても小さな世界で生きる事になってしまう。
そこで、生活の安定を手に入れホッとしてしまえば、
その経験値の低さは恐ろしく、何も知らないオッサンが誕生してしまう仕組み。

そんな職場で仲良くしてもらってる、25歳のピュアボーイ。
小さな弟妹の面倒もよく見て、母親を気遣い、だらしない兄貴にお金を貸し、
東京に育ちながら、ほぼ吉祥寺しか知らないピュアボーイ。
そんな彼に彼女が出来るまで俺は辞めない！と叫んで早3年。
状況は何一つ変らず。。。

年齢的に先輩である私が、その手の事に明るくなく申し訳ない。
合コンのひとつでも開いてあげられねばならんのに。。
何しろ「ザ・石頭」で、「合コンなど行くヤツは死んでしまえ！」
位言っちゃってましたものでね、
もうだれも誘ってもくれませんの。。。
どうしたら良いかも分かりませんの。。
個人的に素敵な方を紹介出来るほどの人脈もありませんの。。。
すまぬ。


それを考えれば、僕の仲間達など、まぁ動き回ってるし
色んな事経験して楽しく生きてるけどもね。。。
そりゃ、イケメンなんていないけどさ。。。

なんだろう。。。
気まま過ぎるのか？
フワフワし過ぎてるのか？？
深夜のファミレスで、三十路男4人頭を抱える。

あ！

極端に経済力が無いゾ！！
大共通点だゾ！！
…

おいおい、そんな小さい事言ってないで、
まず自分を磨かなければ、魅力のある男になどなれんぞ！

どうやって磨くんだよ！？

…
知らねぇよ！！


まぁ、いいさ
じゃあ、モテないのは金のせいにしてしまえ！


そんな悲しい話題で盛り上がりつつ、
今日も野郎どもと、ワッハッハと飲みに行く。


うふ青春☆

って、言葉ももうダメですぜ！野郎ども！！



＜今日のエコ・アクション＞
無理。