CD棚を眺めてて、何だか懐かしくて聴いてみたのです。
GORKY PARKというバンドをご存知でしょうか?
僕以外に、これ聴いてた人に会った事もないんですけど。。
バンド名からも分かります通り、
ソビエト社会主義共和国連邦のバンドであります。
80年代後半だったと思いますが、
ソ連もゴルバチョフの「ペレストロイカ」によりなのか何なのか、
物も豊かになり、大分オープンになりだした頃だったと。
モスクワのレーニン・スタジアムで、
『モスクワ・ミュージック・ピース・フェスティバル』
なるものが開催されましてね(こんなものが開催される事自体、
ビックリ仰天の時代だった訳ですが)。
出演もBon Jovi、Motley Crue、Aerosmith、
Scorpions、Skid Rowといったビッグなものでした。
軍隊が警備する中、10万人のソ連の若者が集まり
そんなビッグさん達の中に、地元バンドとして参加したのが
このGorky Parkでありました。
西側バンドやブルース・フェアバーンといった
大物プロデューサーの力を借り、
完成したのがThe Whoの名曲のカヴァー「My Generation」でありました。
このバンドの持つ背景や、時代を考えれば、
納得のいくコテコテのアレンジではありますが、
「ソ連っぽい音」のドキドキ感で楽しめましたね。
こういうバンドがデビューできた事自体が、
あの時代、なんだかとてつもない大きな事に感じたものでした。
あの時代、少年の持つ「ソ連」のイメージは、
シュワちゃんの『レッドブル』を観て頂ければ全て分かります。
全て。
その後、アメリカに渡った彼らでしたが、
ヴォーカルの方が何かに耐えられず帰国。。
セカンドアルバムを出したところで情報ストップ。
その後はさっぱり聞きませんでした。
「My Generation」
音だけですが、聴けるようにしたので、聴いてみてね。
同世代なら、懐かしい感じよ☆
BESTHIT・USA!で見たような気が。
かっこいいじゃないですか。
ギターソロ、今じゃこんなのありませんよ。
ムリヤリ・ソ蓮アレンジが最高だ。
やっぱ80’sなんだよ結局ね。
おぉ、さすがBESTHIT世代!
最近この感じは昼の中華料理屋さんでしか
聴けないもんね。
僕の中では93年までが何だか「80’s」
「ソ蓮」は平和そうだぞ☆