波と風、空と雲 ver.3.0

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そうだよな・・・フレディ

アイナメの探り釣り

2007年02月23日 | こうやって釣ってます!

_093  根魚は見た目はブサイクだが、食べると美味い!
そんな根魚で、簡単に大物が狙えるアイナメ!
道具立ては不安になるくらい少なくていいし、なんで他の人はやらないのだろうと思うくらい、難しい釣技がいらない。
いいこと尽くめのアイナメ釣りだが、唯一のデメリットは、「歩く」こと!
どんどんと歩いてより広い面積を探った人に恵比寿さまは微笑むのです。

<総論>
晩秋から年始にかけて産卵期を迎えるアイナメは、釣期としては9月~1月で11~12月に大型のピークを迎えるが、食べることを考えると意外に夏が旬のお魚。
釣っても、場所を選べば東京近郊でも一年中釣れるところもあります。
ここでは、シンプルで効率の良い前打ち竿による探り釣り?をご紹介します。 

<タックルと仕掛けついて>
竿:前打ち竿5m前後、重め(ブラクリ1号以上)の錘なら1号程度の磯竿でも可
リール:太鼓リール、磯竿で重めの錘なら小型スピニングも可
道糸:蛍光ライン(落とし込み用など)2~3号
ハリス:フロロカーボン1~1.5号 1.5m
:チヌ3~4号 針上2cm程度に 3B~4Bのガンダマを打つ

餌箱:ひも付きの木製の餌箱
ストリンガー:歩き回った先でお魚を釣った場合、クーラーがあるところまで帰るのが辛い、またアイナメは同じ場所に数尾固まっていることも多いので、数尾釣るまではこれに下げておくつもりでいるとポイントを外さない。(面倒ならビニール袋をポケットに入れておこう)
その他:小物類と予備の仕掛けをベストかウエストポーチ等に収め、玉網を背負ってなるべく身軽なスタイルなるよう心がけましょう。

<付け餌>
アカイソメ:これが品切れならアイナメ釣りに行かない!・・・と云う人もいるくらいの定番餌。頭の固いところを主に使い、口から針いっぱい刺して、たらしを2~5cm程度とする。餌取りが多い初秋は一日やるなら2パックは必要。
イワイソメ:いわゆる地のもののイワイソメ。アカイソメに比べ高価で鮮度が落ちやすく柔らかいが、食いは良い。近場を攻められるときの特餌。
アオイソメ:上記が入手できないときに使う。中サイズなら3尾くらい房掛けにします。
ユムシ:大型一発狙いの餌。餌持ちがよいので連続して使えます。
カニ類大型狙いに効果大。
その他:ボケジャコ、エラコ、ストロー虫などが有効だが、入手しにくいこともありここでは参考程度に留めておきます。

0001248m_3 <釣り方>
ここでは、木更津沖提のように、堤防の基礎石が沖に向かって傾斜して入っているような場所の釣り方を紹介します。
必ず、潮上から潮下へ探るようにスタート地点を考え、釣り座から潮上に向かいなるべく沖に投入します。

砂地に立つ堤防の場合、基礎石のと砂地の境目がメインのポイントになるので、また強く振り切ると付け餌がずり落ちて、水中で回転し、食いが悪くなります。

着底したら錘のテンションが掛からない程度に竿先を立て、10秒ほどアタリを待って、なければ竿先を「スイッ」という感じで煽り、餌を底から1mくらい浮かせてから手前及び潮下へ自然に落ちるように演出し、また着底させてアタリを待ちます。

このとき潮上(流れの上流側に)に、竿を立てながら底を切るのがポイントで、逆をやると根掛りの頻度が高くなります。

アタリはこの着底時のたるみがスイ~と張ったり、底を切るときに竿先にググン・・と伝わってくるので、竿先を送り込み心の中で、1.2.3・・・と数えてから、根から引き剥がすようにゆっくりと力強い合わせを入れます。
このとき珠に針掛りせずすっぽ抜けてしまうときがありますが、慌てず同じ場所に再投入すると再び食いつくことがあります。

一度根から離してしまえば、メバルやソイほど根に張り付こうとすることはないので、ゆっくりとやりとりを楽しんでから取り込みます。

大型で竿で抜くのが難しいと思ったら、躊躇せず玉網を使いましょう。
前述の通り掛かりが浅い場合があり、30cm前後でも抜き上げですっぽ抜けて涙をのむケースも少なくないからです。

釣ったお魚は、ストリンガーやスカリに生かしておいて帰りに鰓の付根にナイフを入れ、血抜きして持ち帰ると美味しくいただけます。

<釣り場>
安全で釣果も期待できるのが、木更津沖提。沖からA・B・C・Dと4本あり、いずれも10mくらい先の砂地と基礎石との境目や、ケーソンの継ぎ目がポイントとなります。
シーズン初期や終期の低水温期は、深いほうA提寄り、晩秋の産卵期前後は浅場のD提寄りが実績有り、渡船で渡るので、前日までの状況がわかるので事前情報の確認は忘れずにしておきましょう。

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大型でトイレ付きの渡船が1時間に1回来ますので、女性でも安心です。
宮川丸さん:http://www.miyagawamaru.co.jp/
栄宝丸さん:http://www.eihomaru.com/


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