『笛物語』

音楽、フルート、奏法の気付き
    そして
  日々の出来事など

フルート奏者・白川真理

掘り出し物・山葡萄

2020-11-16 18:02:13 | アンティーク
この週末は良いお天気続きで、掃除や洗濯が捗りました。

ついでに、秋冬物の整理をして、数点ニットを処分することに。

数回しか着ていないのですが、3キロ太ると微妙に似合わなくなってしまったものがある。

特に二の腕回りが。

・・ニットのカーディガンでもサイズアウトするんだね・・

ということで、リサイクル屋さんに。

予想以上に良い値がついてびっくりでした。

ここのリサイクル屋さんは洋服だけでなく雑貨なども豊富なので、蚤の市に行ったような気分で楽しんでいます。

値段の付け方もおおらかで、時々掘り出し物がある。

一番のヒットはなんといってもイタリア製の木の書見台1000円。

これは自宅にあるアンティークのツイストのスモークスタンドと組み合わせて麻ひもで縛って、遂に念願の「アンテーク木製譜面台」に。
高さが足りない分は足台の上に置くことでOKに。


次はやはりイタリア製の青い陶器の猫500円。
これも後でわかったことなのですが、本来10倍くらいの値段で、好きな人には有名なメーカーFLAVIAのものでした。



そして本日3番目となる掘り出し物が。
山葡萄のポシェット2000円。
「弦製品」となっていてエスニック雑貨コーナーに積まれていた。

山葡萄は大好きで、カゴバッグ、財布、下駄、携帯用ポーチ等々色々持っている。
バッグはもう10年になるけれど、艶を増してきて、ボッティガベネタみたいになってきた。どれも一緒に年を重ねていける一生の付き合いになるものばかりだ。
値段もそれなりだけれど、ブランドバッグに比べれば可愛いものである。

一目見て、「山葡萄!それもちゃんと国産!!」と判ったのは結構ヘビーな山葡萄ユーザーだからだろう。

それに最初の山葡萄カゴバッグのお師匠様は中学の同級生だったフク。
ブラバンでのフルートパート同士だ。
実家は高松の老舗・民芸福田で、生まれた時から審美眼が磨かれていて、実際とてもセンスが良い。そして美人。

今は、青葉区でグラッサというこれまた素敵な雑貨屋さんを営んでいて、私の山葡萄は彼女にセレクトしてもらったものだった。山葡萄の見分け方のレクチャーもしてもらった。
密かにカリスマ店主と呼んでいる。

フクに言わせると、カゴバッグに内袋の布を縫い付けるのは邪道で嫌いということだけれど、そんな気持ちもなんとなくわかる。

ずっとマスクをされているのと同じ?

なので、私のカゴバッグもそのままのもの。

とはいえ、既に製品になってしまっているものに関しては、便利は便利なので、敢えて外すこともないかと、そのまま使っている。

右側に置いた携帯入れにしているポーチは昔、鎌倉散歩の折に夫が買ってくれたものだけれど、確か6000円以上していたと思う。

本日出会ったこのポーチも、本来のお値段は・・・?
下世話な話で恐縮ですが10000円は下らないと思う。


内袋の紐がなかったので、200円で売っていた皮ひものペンダントを一緒に購入して皮ひもも入手。

ポーチとして使おうと思っていたのですが、20㎝くらいの結構な大きさなので、ポシェットにすることに。

帯どめを使う細目の平織りの帯締めの色見がぴったりだったので、それを縁の穴のところに縫い付けました。

夏はマイボトルが必需品だったので、いつも大荷物になっていたけれど、この季節であれば、フルートとこのポシェットだけでもレッスンに行けそう。

使用による経年変化も殆どないものだったので、これから沢山使って、この子も艶々にしてやりたいと思っています。