『笛物語』

音楽、フルート、奏法の気付き
    そして
  日々の出来事など

フルート奏者・白川真理

岩城正夫先生 訪問

2024-06-04 11:10:57 | 日常
久しぶりに、岩城先生ファンのNさんと一緒に先生のお宅を訪問しました。


94歳になられても、お元気で、その知性と感性溢れるお話を伺うことが出来、更には、ギターの新曲も2つほど増えていて、本当に沢山のエネルギーをいただけました。

岩城先生のお話はいつもロジカルで、爽やか。スっと心に染みて来ます。

6月2日には東京で講演会があり、ギター演奏も披露されるとのことでしたが、本当に御元気で、嬉しいです。

どうぞいつまでも御元気で、ご活躍ください!

南イタリア土産の鳥寄せの笛を早速吹かれ、最初は全く音が出なかったのですが、
「ああ、これはちょっとしたコツが必要ですね」と仰いながら数分間試みて、すぐに小鳥そっくりの音が出る様になりました。

また、ハっと驚かされたのは、もう一つのお土産、グリッシーニの様なスナックを食べた瞬間の感想。

グリッシーニとはいっても、よくある細長いものではなく、直径3センチ程のサクっとしたクッキーの様な形のもの。

「ああ、これは、とても時間をかけて作られたものですね。」
「?」
「この美味しさに辿り着くまでに、とても多くの時間と試行錯誤をして、その成果がこの味になっていると思いますよ。」

とのこと。

このグリッシーニは「日本に入ってきていないようなイタリアのお菓子」ということで、目に付いたものを買ったものですが、とても好評で、我が家でもあっという間になくなってしまったもの。

日本でも食べたことのない味で、とっても良かった、と思っていたけれど、流石の先生の感想に感じ入りました。

空港で買ったリモンチェッロは「ああ、これはよく空港で売っているやつだね」

と、まあ本当になんでもお見通しです。