『笛物語』

音楽、フルート、奏法の気付き
    そして
  日々の出来事など

フルート奏者・白川真理

古武術奏法集中レクチャー

2025-02-09 10:03:08 | 音楽・フルート
ご遠方から飛行機で、いらしてくださった方に2時間集中レクチャー。

韓氏意拳を習われているとのことで、話の通り方がとても良く、その場でどんどんと変化されました。

世の中の通常メソードとは大きく異なる私のやり方ですが、合う人にはとても合うことを最近、よく感じます。

それも当たり前で、自分でやっていく中、違和感を感じたからこそ、色々と探し始めて辿り着かれた訳だから。

最近の項垂れ方式は羊座りの背中と足腰じゃないと出来ない、という話をしたところ、
「それは含胸抜背ですね!」と即座に。
まさにその通りで、良い言葉を教えていただきました。

また今回のお陰で、改めて「站椿」のことを思い出し、私もまた進化することが出来ました。

もちろん、ちゃんとお稽古した訳ではなく、なんちゃって站椿レベルですが、昔、多くの教練の皆様から、そして韓先生ご自身からご指導していただいたことがあり、その頃のことを思い出しています。

私の構え方はずっと抜刀がベースだけれど、道具(楽器)を持たない站椿を楽器を携えてやることで、よりフルートと身体が一体化し、釣り合いが取れる。

こんなにシンプルなことになんで今まで気づかなかったのか、と悔やまれます。


またつま先の向きも、色々と研究課題に。
ソの字立ちで骨盤を決めていたけれど、その開き具合で腹奥の司令塔の働き具合も違うかな?と模索中。

本当に面白いものです。

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