『笛物語』

音楽、フルート、奏法の気付き
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  日々の出来事など

フルート奏者・白川真理

(告知)4月24日(木) Flute meets Minipiano 鶴見区民文化CサルビアH3F音楽ホール

2025-02-28 08:38:51 | 音楽・フルート
早いもので、今年も、もう2カ月が過ぎようとしていますが、如何お過ごしでしょうか?昨年末のコンサートは、お忙しい中、沢山の皆様にお越しいただき、感謝しております。本当にありがとうございました!

4月24日(木)19時より、鶴見区民文化センターサルビアホール3階音楽ホールにて、とても珍しいミニピアノとのコンサートを開催します。
(全席自由 3000円、未就学児不可)
チラシ冒頭にも書きましたが、ミニピアノは「初めて聴くのに懐かしい」という形容が最もしっくりとくる、繊細で親密な響きの楽器で、フルートとの相性は最高です。
おそらく関東地方でこの楽器が演奏されるのは初めてではないかと思います。






プログラムは春の宵に相応しい作品を集めました。
お馴染みの名曲「アルルの女のメヌエット」や「精霊の踊り」等の小品も、ミニピアノとのデュオでは、新たな魅力を放ちます。

また最後の3曲はドビュッシーの作品ですが「夢」を導入とし、「シランクス」でギリシャ神話の世界に遊び、古代ギリシャの「ビリティス」へと繋がります。
「シランクス」は20世紀最高のフルート無伴奏作品で友人ガブリエル・ムーレイの劇「プシュケ」の付随音楽として作られました。

「ビリティス」はやはり友人ピエール・ルイスの奇書?「ビリティスの歌」がテキストで、当時のフランス人が憧れ夢想した古代ギリシャの奔放なビリティス(遊女・詩人)の生涯が描かれたものです。
舞台はトルコ南部のパンフィリィ、レスボス島、キプロス島です。
古代の地中海の風や風土に思いを馳せて頂くことができるよう務めたいと思っております。

会場は鶴見駅から徒歩2分と便利で、とても響きの良い会場です。御都合つくようでしたら、どうぞお越しくださいませ。

お問い合わせ、お申し込みは白川まで。 karadatoongaku@gmail.com

どうぞよろしくお願いいたします。 白川真理

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(プログラム)
〖 Minipiano  Solo 〗                           

  未定(演奏とお話 砂原悟)


〖 Flute meets Minipiano 〗

・踊る人形                             E.ポルディーニ(洪1869-1957)    
・精霊の踊り               C.W.グルック(独1714-1787) 
 
・シチリアーノ            G.B.ペルゴレージ(伊1710-1736) 

・ヴァイオリンソナタK.304ホ短調  
Ⅰ. Allegro   Ⅱ. Tempo di Menuetto   W.A.モーツァルト(墺1756-1791) 

           ・・・休憩15分・・・

・メヌエット(『アルルの女』より)        G.ビゼー (仏1838-1875)   

・瞑想曲(オペラ『タイス』より)        J.マスネ(仏1842-1912) 

・コンクール用小品               G.フォーレ(仏1845-1924)   

・夢                  C.ドビュッシー(仏1862-1918) 
 
・シランクス  Fl.Solo                   
      
・ビリティス(六つの古代のエピグラフ)   
           
Ⅰ.牧場の歌    Ⅱ. 名のない墓   Ⅲ. 夜への賛歌 
 
Ⅳ.カスタネットを手に持つ踊り子

Ⅴ.エジプト人の遊び女たち   Ⅵ.朝ふる雨





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3月29日(土)午後3時、京都では、こちらのコンサートが。
御都合のつく方は是非!

(以下引用)
砂原悟教授退任記念演奏会「minipiano 2.0」
2025年3月29日(土曜日)、京都市立芸術大学 堀場信吉記念ホールにて、2025年3月をもって退任する砂原悟教授退任記念コンサートを開催いたします。
在職14年、音楽学部長や副学長を務め、学生の学びと本学の発展のために尽力した砂原教授が、自身が指導した卒業生やガムラングループ・パラグナと共演し、ミニピアノの新しい響きへ挑戦します。
皆様の御来場をお待ちしています。






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